応用生物科学科
本学科は、生物の能力を遺伝子の働きに基づいて明らかにし、社会に役立てるグリーン・アグリバイオに関する研究・教育を行います。分子生物学などの遺伝子レベルの最先端生物学、キャンパス内の研究農場・植物工場を活用した革新的アグリサイエンス、そしてビッグデータを扱うデータ科学を融合した研究・教育を展開します。植物を中心とした多様な生物の潜在能力を理解し、食料、生物資源の生産、環境保全などに活用できる能力を養うことで、食品や化学、医薬品、環境、農業、IT分野の企業や研究機関 、官公庁で活躍できる人材を育成します。

主な専門科目
- 分析化学
- 食品機能成分学
- 細胞分子生物学
- 植物工場科学
- 遺伝学
- 応用生物科学基礎実験
- バイオエコノミー論
- フィールド実習
- 植物病理学
- バイオインフォマティクス演習
取得可能な免許・資格・受験資格
- 中学校教諭一種免許状(理科)
- 高等学校教諭一種免許状(理科、農業)
- 甲種危険物取扱者〈受験資格〉
- 食品衛生管理者
- 食品衛生監視員
卒業後の進路

※既存の大阪府立大学の実績(2020年度)
生命機能化学科
本学科は、日本独自の進化を遂げてきた農芸化学にルーツを持ち、生命現象を化学と生物の視点から明らかにして、イノベーションを生み出すことを目的とした研究・教育を行います。動物・微生物・植物が織り成す生命現象を分子、細胞レベルで理解し、人類社会の発展に生かすために必要な最先端の生化学・分子生物学・有機化学・微生物学・生物物理化学などを体系的に学びます。そして、食品産業や医薬品工業、化学工業、環境・資源・エネルギー産業、食品安全行政などバイオサイエンス・バイオテクノロジーに関わる広範な領域で、グローバルに活躍できる次世代の専門職業人を育成します。

主な専門科目
- 生化学
- 構造生物学
- 食品化学
- 細胞生物学
- 有機化学
- 生物代謝制御学
- 分子生物学
- 応用微生物学
- 生物物理化学
- 学生実験(食品化学実験、発酵微生物学実験など)
取得可能な免許・資格・受験資格
- 中学校教諭一種免許状(理科)
- 高等学校教諭一種免許状(理科、農業)
- 甲種危険物取扱者〈受験資格〉
- 食品衛生管理者
- 食品衛生監視員
- 毒物劇物取扱責任者
卒業後の進路

※既存の大阪府立大学の実績(2020年度)
緑地環境科学科
本学科は、良好な緑地環境の保全・創出をめざして、農地や自然地、都市緑地とその周辺環境を対象に、緑地学や農業工学、生態学や環境学などの幅広い学問分野から多角的にアプローチしています。さまざまなスケールでの環境問題を総合的に捉え、緑地環境を構成する「大気」「水」「土」「生物」と「人間活動」の関わりについて、実践的で幅広い知識と技術を学際的に習得します。本学科での学びを生かして、都市圏の持続可能な発展や循環型社会の構築、生物文化多様性の保全などに貢献できる人材を育成します。

主な専門科目
- 自然環境保全論
- 気象学
- 植物環境生理学
- 計測工学
- 地盤工学
- 緑地学原論
- 動物生態学
- 緑地水文学
- 環境マネジメント論
- 緑地環境科学実習演習入門A・B
取得可能な免許・資格・受験資格
- 中学校教諭一種免許状(理科)
- 高等学校教諭一種免許状(理科、農業)
- 測量士補〈資格登録可〉
- 測量士〈1年以上の実務経験必要〉
- 1・2・3級造園技能士※
- 1・2級土木施工管理技士※
- 1・2級造園施工管理技士※
- 樹木医補〈資格登録可〉
- 自然再生士補〈資格登録可〉
- 登録ランドスケープアーキテクト(RLA)補
- 登録ランドスケープアーキテクト(RLA)※
※受験資格年数の短縮
卒業後の進路

※既存の大阪府立大学の実績(2020年度)