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2026年7月8日

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国外航行中のクルーズ船におけるハンタウイルス感染症クラスターについて(第2報/最終報)

掲載日:2026年7月8日

大阪健康安全基盤研究所
大阪公立大学大阪国際感染症研究センター(OIRCID)
大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)

202652日に世界保健機関(WHO)に報告されたオランダ船籍のクルーズ船MVホンディウス号におけるハンタウイルス感染症の発生に関連した一連の集団発生ですが、把握された全ての接触者の健康観察が終了し、追加の二次感染が確認されなかったことから、2026年7月2日にWHOにより封じ込められたと評価しました。

本事例は、南米で感染したと考えられる初発例を発端として、クルーズ船内でハンタウイルスの一種であるアンデスウイルスのヒト-ヒト感染が起こった事例であり、最終的に13例(検査確定例12例、可能性例1例)がハンタウイルス感染症と報告されましたが、症例はいずれもクルーズ船の乗員・乗客であり、すべての接触者の隔離および健康観察を終えました。

なお、原因となったアンデスウイルスは、現在知られているハンタウイルス属の中で、ヒトからヒトへの伝播が確認されている唯一の種です。今回の事例の詳細な感染源、感染経路を特定するための疫学調査が行われています。

今後も大阪健康安全基盤研究所、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)および大阪公立大学大阪国際感染症研究センター(OIRCID)が連携のうえ、国内外の感染症発生動向を注視してまいります。



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