数学研究所の歴史

数学研究所の起こりと初期の経過

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数学研究所設立当時の
建物にあった看板

数学研究所は、21世紀COEプログラム「結び目を焦点とする広角度の数学拠点の形成」の採択(平成15年度)を受けて、平成15年度9月に発足しました。
当時の本学の児玉隆夫学長は、21世紀COEの本プログラム終了後には数学研究所を完成させると明言しており、そのことは21世紀COEプログラム委員会の採択理由の中に、「5年後の数学研究所開設まで視野に入れた」との表現で、盛り込まれています。

21世紀COEの本プログラムは、最小の投資で最大の効果を挙げる方針のもとで活動しており、本プログラム終了(平成20年3月)後においても活動は継続しています。
21世紀COEプログラム委員会より公表された事後評価(総括評価)において、本プログラムは「設定された目的は十分達成された」との最も高い評価を得ています。
21世紀COEに採択された公立大学の全プログラムは、本学からは3プログラムで、全部で10プログラムありましたが、そのうち、このように高い評価を得たプログラムは、他県立大学の1プログラムと本プログラムのみであります。

当時の児玉隆夫学長の明言通り、数学研究所は、本プログラム終了後から理学研究科の研究教育組織として存続しており、平成20年度から数学研究所に専任教員2名が配置され、大阪市立大学重点研究の補助を受け、特任准教授1名・特任助教1名(平成18年度から)・数学研究所事務職員1名(平成20年度から)が採用されています。

また、21世紀COEの本プログラム活動の初期(平成16年度)から学術情報総合センター5階に設置されている数学研究所は、現在建設中の理系学舎が完成後、その理系学舎の中に確保されることが決まっています。

数学研究所は、大学運営の基本構想並びに21世紀COEの本プロジェクト採択理由に依拠して、現在の陣容が拡充されることが、21世紀COEの本事業結果報告書に明記されています。

今後も、大阪のエクセレンスの一つとして大阪市民の誇りとなれるよう精進してまいる所存であります。

(平成22年3月末日数学研究所所長記)