イベント情報

植物園で考える生物多様性とは? 5月22日「国際生物多様性の日」

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2024年5月22日

附属植物園

5月22()は国連が定めた「国際生物多様性の日」です。大阪公立大学附属植物園では、国際生物多様性の日を広く知ってもらい、生物多様性について考えてもらうため、522日を特別に入園料無料とします。あわせて、『植物園で考える生物多様性とは』と題して、3人の研究者によるレクチャーと園内ガイドツアーを無料で開催します。

当園は、植物学の基礎研究の対象として多くの植物の収集と保存に努めており、わが国の代表的な11種類の樹林型を復元しています。また、社会的課題となっている絶滅危惧植物の保全活動も推進しており、特に西日本産の絶滅危惧植物の収集に注力し、遺伝的多様性の解析や増殖方法の開発を行っています。

全国唯一の共同利用・共同研究拠点の植物園として、これらの収集物を広く研究者に提供し、植物学の発展に貢献するとともに、研究の成果を社会に紹介する活動を行い、園内を広く一般公開しています。

今回のレクチャーでは、来年発足75周年を迎える当園の歴史の振り返りや、環境省より認定希少種保全動植物園等に指定された全国唯一の植物園として当園が取り組む絶滅危惧植物の保全活動、さらに、当園の教員によって110年ぶりに発見された日本産ユリ属の新種「ミナミスカシユリ」について紹介します。ぜひご参加ください。

イベント内容

◆開催日時 2024年5月22日(水) 14:00~16:00 ※雨天実施

◆プログラム 研究者による特別レクチャー&園内ガイドツアー

歴史を知れば楽しい!

大阪公立大学附属植物園の歩み

名波 哲

(理学研究科教授・植物園園長)

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生きている化石 メタセコイア

植物の多様性を守る!

絶滅危惧種の保全の取り組み

厚井 聡

(理学研究科准教授)

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絶滅危惧種 コケリンドウ

日本産ユリ属の新種を発見!

~約200年謎に包まれてきたオレンジ色のユリの正体に迫る~

渡邉 誠太
(理学研究科特任助教)

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ユリ属の新種 ミナミスカシユリ

開催場所詳細

大阪公立大学附属植物園 展示・実習室
〒576-0004 大阪府交野市私市2000
アクセス:京阪電車交野線
「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約6分

対象

どなたでも(先着30名様)

参加費

入場料・参加費とも 無料

申込方法

5月22日(水)当日、1230分より植物園事務所窓口にて整理券を配付し、先着30名様までとなります

※中学生以下の方は必ず保護者同伴でお願いします

お問い合わせ先

大阪公立大学附属植物園
TEL:072-891-2059(9:00~17:00)
Email:gr-bg-info[at]omu.ac.jp ([at]を@に変更してください。)

該当するSDGs

  • SDGs04
  • SDGs11
  • SDGs13
  • SDGs15
  • SDGs17