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2026年7月17日

  • 学生

学生が開発した公式アプリ「OMU+」 ―利用者×開発者でイチオシ機能紹介!―

2026年からMORINOMIYA Journal学生編集室のメンバーに加わった情報学研究科のtomoです。

私は、20259月にリリースされた大阪公立大学の公式アプリ「OMU+」(オーエムユープラス)の基幹メンバーとして開発に関わりました。
今回は、利用者×開発者で大学アプリの推しポイントを紹介していこうと思います。

実際に森之宮キャンパスで学生生活を送っている文学部のmoeさんに「OMU+」を使用した感想などを聞いてみました!

OMU+」(オーエムユープラス)について

OMU+」は、20259月にリリースされた大阪公立大学の公式アプリです。現在、在学生と教職員合わせて約1.2万人の利用者がおり、日々の出席登録や時間割、掲示板などを学生生活に欠かせない機能を兼ね備えています。

OMU+」の詳細は情報基盤センターのホームページに載っているのでぜひ確認してみてください。

公式アプリOMU+

よく使っている機能は?

moe(利用者):
大学アプリでよく使っている機能は、出席登録、時間割表示機能、空き教室機能の3つです。

 

tomo(開発者):
出席登録が最も使う機能なのは予想通りですね。
従来、出席登録は教室にあるICカードリーダーに学生証をかざす必要がありましたが、昨年の終わりごろから「OMU+」でQRコードを読み取る形式になりました。QRコードになったことで出席登録の行列ができなくなったという話を聞いているので、出席登録もしやすくなったと思います。

moe:
そうですね。アプリのリリース前後で、学生生活において「変わったな」と感じることは出席登録の仕方だと思っています。
時間割表示機能も、使いやすくなりました。

tomo:
時間割表示機能は、履修情報と授業の実施情報に基づいて表示しています。
実は1日ごとの授業の時間割はUNIPAのホーム画面で見ることができるのですが、あまり知られていませんでした。
OMU+」がリリースされてから見るようになったという人も多いのではないでしょうか。

この機能は開発するときに苦労した点がありました。大学の授業は入学年度や学科によって授業の名前が異なることがあります。

例えば、公立大生には「University English 2A〔再履修〕/_森」という名前の授業でも、府大生として在籍している学生には「Academic English IIA 〔再履修〕/_森」と表示しなければいけません。
大学自体が異なるとわかりやすいですが、入学年度や学科、専攻によっても異なることがあります。授業や学科などのカリキュラムの再編などによって異なる名称になることが大きな要因です。
個人で「OMU+」を使う分には意識することはないと思いますが、実はそういった細かなことにも対応できるようにしたことが開発する中で工夫した点です。

空き教室は、教室数に限りのある森之宮キャンパス専用の or ならではの機能です。空きコマを過ごす教室を調べるためによく利用しているということで、使ってもらえると聞いて安心しました(笑)

部屋予約機能

tomo:
部屋予約機能は森之宮キャンパスの部屋を予約し、予約時間になると学生証で部屋を開けることができるようになるというものです。
どんなときに使用しますか?

moe:
授業の発表準備でライブラリーのワークスペースを予約するために利用しています。
学生証で部屋を開けることができるのはとても便利です! これはどういった仕組みなんですか?

tomo:
大学の入退館システム(部屋や建物の鍵を管理するシステム)に予約情報を連携することで、学生証での鍵の解除が可能になっています。
実は、この部分は僕が担当していました。
自動で鍵の情報が連携されるので鍵の貸し出しの手間がなくなり、事務室の業務削減ができます。別の事業者に立会いしてもらいながら、動作確認が数回しかできなかったので、本番でちゃんと動くかが不安でしたが、無事に動いていてよかったです。

予約情報から入退館システムに連携する部分はリリース以降、不具合ゼロで安定して稼働しています。

moe:
不具合ゼロはすごいことですね!

デジタル学生証

tomo:
デジタル学生証を学外で使ったことはありますか?

 

moe:
カラオケや飲食店での年齢確認で学生証を提示しました。
スマートフォンはいつも持っているので、学生証を忘れてしまうこともなく便利だなと思います。

tomo:
利用してもらっていて嬉しいです! 私は、飲食店の学割で使いました。お店の年齢確認などであれば使える場所が多いと思います。

これも開発で工夫した点があります。この学生証機能はUNIPAが使えなくなった後も学生証を卒業するまで表示することができます。また、大学院に進学すると学生証が自動で切り替わりますが、この切り替え処理も実装するのに苦労しました。

先月、森之宮ジャーナルで紹介した大阪市立美術館などの施設で利用できる「キャンパスメンバーズ制度」でも使えるので、ぜひ利用してみてください。

今後追加してほしい機能など

moe:
実現可能かどうか分かりませんが、空き教室を文学部のフロアである1112階での空き教室が知れたら個人的に便利かもしれないです。またモバイルICOCAのように、タッチで図書館など入れたら便利だと思います!

tomo:
現状は、大学全体で異なるシステムを利用しているため、そこを統一してより多くの部屋の空き状況を確認できるようにしていければと考えています。

また、スマートフォンをタッチして入退館ができればいいなというのは、私も感じています。研究室の建物に入るためにカード型の学生証を出さなくてもよくなったら便利ですよね。

例えば、交通系ICカードとOMUIDを紐づけて、それで入退館できるようにしてみるのもよいかもしれません。

ただ、そうなると全学のカードリーダーを置き換えないといけないのでコストの面でもなかなか難しいです。統一的なサービスが登場すればいいのですが、現時点ではないので様子を見て模索しています。将来的には完全に電子化できるように進めていきたいと思っています。

おわりに

公式アプリ「OMU+」のイチオシ機能紹介いかがでしたか?
個人的にはデジタル学生証を学外で使っていってほしいです。
今後も機能追加を行っていく予定なので、ぜひ様々な機能を使ってみてください。


〈ライター:tomo〉