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2025年9月16日
- 学生
開設前の森之宮キャンパスに潜入! ―新キャンパスで発見した、あんなもの・こんなもの―
6月16日(月)にMORINOMIYA Journal 学生編集室(以下、学生編集室)は、森之宮学務室職員の方々の協力のもと、森之宮キャンパス見学会に参加しました。
開設前の新キャンパスに潜入し、学内施設を探検。その魅力を写真とともに、皆さまにご紹介します。
まずは、壮大な建物の様子と洗練された印象を受ける新キャンパスの外観からご紹介します。
森之宮キャンパスって大きい…
こちらは森之宮キャンパスを正面から撮影した写真です!
地上13階建て、高さ60mという巨大なキャンパスがそびえ立つ様子に、私たちも入る前からワクワクが止まりませんでした。一見すると大型ショッピングモールやオフィスビルの様な見た目で、既存のキャンパスとは一風違った魅力を感じます。
キャンパスの西側外装に用いられている特徴的な板のようなもの、これはただの板ではなく「コモレビスクリーン」という設備で、計算に基づいて設置角度などが調整されています。これによって 室内への直射日光を50%程度削減し、室温上昇を防ぎ、冷房などによるCO2排出を抑えます。その他にも、建物内に風の通り道を設け、自然通風利用を図るなど、新キャンパスでは様々な環境配慮に取り組んでいます。見た目からはなかなか想像できませんが、とってもエコなキャンパスです。
こちらは森之宮キャンパスの3階分の吹き抜けのピロティを支えている「樹形柱」です。まるで枝分れした木のような形をしている柱は、写真に写っている部分だけにとどまらず建物内を貫いており、ライブラリーなどの施設内でも“枝”の部分を間近に見ることができます。
非常に大きく太い構造物が、建物を貫通している様子は、キャンパスに洗練された印象を与えています。
キャンパスに入ると階段とエスカレーターが並ぶ光景が目に入ります。
森之宮キャンパスはスパイラルボイドという構造になっていて、併用されたエスカレーター(上り専用)と階段が7階まで続き、建物をぐるっと螺旋状に囲うように設置されています。天井が吹き抜けになっていたり、側面の巨大な窓から自然光が注いでいたりして、キャンパスとは思えない開放的な印象を受けます。キャンパス内には計10基のエレベーターも設置されており、混雑具合を可視化できるシステムも導入されています。
洗練された構造に搭載されたシステム、そこへ環境配慮の取り組みが融合した新しいキャンパス。これまでとは異なるキャンパスの雰囲気を感じることができます。
森之宮キャンパスの空きコマ事情 ―授業時間外で学生が過ごせるスペースについて―
大学生活の新たな拠点となる森之宮キャンパスですが、学生の皆さんは「まだ森之宮での具体的なキャンパスライフをイメージできていない!」という人が多いのではないでしょうか?
新キャンパスには、休憩時間に学生が過ごせるスペースがたくさんあります。
そこで、授業を行う教室以外の施設は何があるのか、具体的に紹介していきます。
食堂・カフェ
食堂
冷水器
おなじみの生協食堂は、森之宮キャンパスの1階にあります。
多くの席数が確保されており、混雑緩和について、様々な取り組みが検討されているようです。メニューごとに提供場所が分けられており、自分の食べたいものの列に並んでいく形式です。
写真は、まだ机や椅子が並ぶ前の様子。どんなメニューが並ぶかは企画中とのことです。学生さんが考案するメニューもあるようです。
この食堂には自由に使える冷水機もあり、食堂を利用しなくても、いつでも冷たい水を補充できます。SDGsの観点からコップは設置しない方向で検討中とのことなので、皆さんマイボトルを持参するようにしましょう!
同じく1階の学生ラウンジ内には「無人決済のお店」も入る予定です。2階には生協の売店(学内コンビニ)、サービスカウンターがあり、4階には生協の「カフェ」があります。「大学内にカフェが欲しい」と思っていた人も多いのではないでしょうか。
カフェで課題をしたり、友達と雑談したり、皆さんのキャンパスライフを彩ること間違いなしです。
展望施設
12階には、大阪の街を一望できる「SMBCスカイラウンジ」があります!
在学生であれば自由に出入りが可能で、机や椅子が設置されているので、大パノラマの景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。また、ラウンジ内には、大学のロゴマークである銀杏の葉をイメージした椅子が設置されています。
13階の屋上のテラスでは外の空気を感じられます。城東区の街を一望でき、大阪城も眺めることができます。
周辺事情
「キャンパス周辺にはほとんどお店がない」という噂を聞いたことがある人もいるでしょう。
現在、森之宮キャンパスの敷地内に、新たな施設が建設され、情報学研究科の移転が計画されています。また、低層階部分には商業施設が入ることも検討されています。この建物は大阪メトロの森之宮新駅(仮称)と森之宮キャンパスを連絡通路で繋ぐことを計画されており、新駅―新施設―森之宮キャンパスという動線になる予定です。
完成への期待が膨らみますね。
開設前の真っ新なキャンパスを見て、感じたことをお届けしましたがいかがでしょうか。
次の記事では、課外活動で利用できる施設をご紹介します。
皆さんの新キャンパスライフを、より具体的にイメージできるように、お届けしていきますので、お楽しみに!
〈ライター:確かに不確か、オツキミ、さよすけ〉