日々の活動

2023年6月13日

【日々の活動】タイルの魅力

こんにちは。建築史・建築デザイン研究室M2の川島です。

私は岐阜県に建築旅に行ってきました。岐阜でタイルの魅力に触れ、紹介したいと思います。

坂倉順三〈岐阜市民会館〉1967年です。

この建物、外観はもちろんですが、内部のタイルが魅力的です。

ホワイエはこんな感じでした。

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今は作れないタイルだそうです。一枚一枚味があって、全部違っていて素敵ですよね。

遠くから見るのと近づいてみるので全然違うタイルの魅力が感じられます。



近づいてみるとこんな感じ。

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一枚一枚手で焼いて作られているのがよくわかりますよね。



次に階段部分に近づいてみます。

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角を見てみてください。角でタイルが分かれてないんです。平たいタイルを組み合わせるのではなく、

この角専用のタイルの型をつくって焼いていたようです。規格されていない、当時の職人さんの手仕事が感じられますよね。

この部分だけでなく、すべて角の部分には角専用のタイルが使われていました。

いつもは遠くから見る建物も近づいてみると新しい魅力を見つけられるかもしれません。

岐阜県までは、杉本町駅(大阪公立大学の最寄り駅です)から岐阜駅まで普通電車で三時間でした。

大阪の中心以外の区間ではたいてい座れ、本を読んでいたらあっという間につきます。



最後に、九州出身の私が驚いたことのひとつが、大阪からは関西圏は電車で一時間ほど、それ以外の都市にも(前回の記事で川上さんも東京に行っていましたが)(東京ぶらりさんぽはこちら)。、大阪からは夜行バスやピーチで安く気軽にいくことができます。

大阪公立大学に入学してから、大阪の建築だけでなく、日本中にたくさんの建築旅ができ、充実した建築学生をおくれています!

残りの学生生活で日本中の建築をめぐりたいと思っています。

投稿者 / 川島菜織(建築史・建築デザイン研究室)