日々の活動

2023年7月14日

【日々の活動】「構造設計バイト」 ー憧れに包まれてー

こんにちは!建築学科3年生の高野慎也です。

今日は僕が通っている海野構造研究所のアルバイトについて紹介します!

01.海野構造研究所

 海野構造研究所は、木造、鉄骨、鉄筋コンクリートの建築物の構造設計等を行ったり、建築構造に関する研究・開発等を行う一級建築士事務所で、代表の海野さんとスタッフの三浦さんのお二人で仕事をしています。

公大建築ラボ 海野構造研究所

『海野構造研究所』

02.きっかけ

 今年の4月に上町荘で行われた公大建築ラボの懇親会の時に、建築デザイン研究室の山口先生に紹介していただいたことがきっかけで始めました!!山口先生に紹介していただいて、二つ返事で行きたいですと言ったものの、実務に携わることに不安がありました。

03.業務内容

 私が実際に行っている業務は大きく3つ、構造部の作図、計算書作成補助業務、図面のチェックがあります。

構造図の作図

 この業務は、CADソフトのvector worksで、伏図、軸組図の作成をしたり、変更箇所の図面修正をしたりしています。普段使うことのないvector worksを使うのでなかなか慣れないですが、この業務のおかげでかなり建物について理解できるようになったと思います!!

公大建築ラボ パソコン姿

『構造図の作成風景』

計算書作成補助業務

 この業務は、2年生の頃の建築基礎製図の授業でやった木造壁量計算やN値計算を行います。授業でやっていた時は、いつ使うのだろうと疑問がありましたが、実務で実際に使うことによって、より理解が深まっていきます!!

図面チェック

 この業務は、伏図と軸組図、部材リストの整合の確認をしたり、計算書に用いるモデルと、図面が整合しているのかの確認を行ったりしています。学校の設計演習では、習得することができない実際の部材の寸法や、部材の使われ方を学ぶことができています。 今後は、プランをもとにモデルの作成をし、モデルを組んで各種荷重を入力、解析を行ったり、仕上げ表から荷重の計算をしたりする予定です!!

公大建築ラボ 手書き姿

『図面チェックの作成風景』

04.後輩に向けて

 アルバイトを紹介していただいた時や通い始めた頃は、実務の世界に憧れがありながらも恐怖がありましたが、今では自分自身がステップアップし、構造のモチベが上がるだけでなく、設計演習などにも実務の経験を活かすことができていると思います!!

大阪公立大学の建築学科は少人数で先生との距離が近いという利点があります!!大阪公立大学に入ったからには、講評会終わりの先生との飲み会は必ず参加して、先生との仲を深めておけば、何かいいことがあるかも!?

投稿者/高野慎也(建築学科三回生)