日々の活動

2025年5月26日

【日々の活動】シンプルな色と直線が生み出す美しさを堪能する‐北九州市立美術館‐

こんにちは!学部2年の丸尾花子です!

          

          

今回私が取り上げるのは、春に旅行で訪れた福岡の北九州市にある美術館です。周りが緑にあふれていて、高台にある綺麗な美術館でした。

          

          

この美術館は、1974年に現在の本館が開館し、昨年で50周年を迎えたそうです。磯崎新さんという建築家が手掛けた作品です。

正面から見た様子

「正面から見た様子」

          

正面に見える特徴的な2つの突起と、白とグレーを基調とした直線的な造形がとても美しく圧巻でした。

          

          

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「ホワイエの様子」

          

中に入るとまず初めに大きな吹き抜けのホワイエに到着します。真ん中の大階段、開放感のある場所に、どんな美術品が見られるのだろうとワクワクが高まります。

          

          

でもこの美術館の魅力は、展示室だけではありません。私がこの美術館で気に入った空間が2つあったので、今回はそれを紹介します。

          

          

1.窓越しに切り取られた、隣室から眺める庭

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「切り取られた庭の様子」

          

窓ははめ込まれておらず、壁に正方形の穴が空いています。隣の部屋より1段高い場所にあるこの部屋から見える切り取られた景色がなんとも美しい場所でした。

          

          

2.神秘的な水場「アトリウム」

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「アトリウム」

          

こちらは本館ではなくアネックス館にありました。本館から渡り廊下を渡った先にある静かな空間。円柱に囲まれていて、神秘的な雰囲気を感じさせる空間でした。

          

          

美術館は展示品を見に行く場所はありますが、展示品が飾られている場所の美しさも魅力の一つですね。皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

          

          

          

「北九州市立美術館」

所在地:北九州市戸畑区西鞘ヶ谷21番1号

用途:芸術鑑賞

設計:磯崎新

          

          

投稿者/丸尾花子(学部2年)