日々の活動
2025年6月23日
【日々の活動】バブル期建築のリノベーションー守口市立図書館ー
こんにちは!学部2年の濱田慶次郎です。
私は、大阪府守口市にある守口市立図書館に行ってきました!
「図書館の外観」
この図書館はバブル期に建てられたクセの強い複合文化施設でしたが、2020年に株式会社SALHAUSによってリノベーションされ、グッドデザイン賞も受賞した公共建築物です。
外観からも分かるように、この図書館は2つの大きな円筒が特徴です。この形状を活かして、シンボルとなる円形ホールを構成しています。
圧倒されるような見事な空間が生まれていました!
「円形ホール」
さて肝心の図書館なのですが、私が惹かれたのは吹き抜けによる空間の構成と照明へのこだわりです!
まずは吹き抜けへのこだわりです。1〜2階にかけてと3〜4階にかけて別の場所が吹き抜けていて、それぞれに工夫して自然光を取り入れています。
開放感がありながらも緩やかな太陽光が落ち着きを与えてくれる心地よい空間でした!
「1〜2階 吹き抜け」
「3〜4階 吹き抜け」
次に照明のこだわりについてです!
照明を本棚上部に間接照明のように取り入れることで、本が美しく照らされていました。個人的には、立ち読みした際に文面に光が入りやすくなっており、デザイン性と利便性を両立させる工夫を感じました!
「本棚と照明」
この他にも、その場で感じ取って欲しい見所がたくさんあります!
ぜひ皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。
「守口市立図書館」
所在地:守口市大日町2丁目14-10
用途:図書館
設計:SALHAUS(安原幹、日野雅司、栃澤麻利、佐々木嶺、安倍直人、大谷翔、佐藤亘晟、大崎真幸)
投稿者/濱田慶次郎(学部2年)