お知らせ

日本化学会第103春季年会 (東京理科大学野田キャンパス, 2023年3月22-25日)で研究室から10件の発表を行いました。

利根運河：　江戸川と利根川を結ぶ運河が明治時代に造られた。かつて、東京湾に流れていた利根川を千葉の銚子へと流すための大工事が江戸時代に行われた。約60年間かけて東へと流れを変えた。このことを「利根川東遷事業」という。これにより、利根川上流からは、江戸川を通り東京湾に流れるルートと利根川を通り銚子に流れるルートができた。その境となる千葉県野田市関宿が分岐点である。かつて、太平洋から船で銚子から利根川をさかのぼり、関宿を通り江戸川を下って物流の輸送が行われていた。その際、関宿まで遠いことと、関宿あたりの川幅が狭いことから利根運河が造られ、航路が短くなった。現在では、船を通す運河としての機能はなく、運河は降雨の際の水量のバックアップ機能になっている。
参考文献： 国土交通省関東地区整備局江戸川河川事務所

１． シクロデキストリンへの包接による逆さ型ジアリールエテンのフォトクロミック反応挙動 (口頭発表A講演, K206-1am-01)
菅沼美里, 北川大地, 小畠 誠也

2． 6πアザ電子環状反応を示すジアリールエテンの合成とフォトクロミック特性評価 (口頭発表A講演, K206-1am-10)
濱谷将太, 北川大地, 小畠誠也

3． ジアリールエテンを用いた光開始型温度センサーのポリマーフィルム中での熱退色挙動 (ポスター発表, P1-1vn-21)
亀田瑞季, 北川大地, 小畠誠也

4． 新規ジアリールエテンモノマーの合成と結晶フォトメカニカル挙動 (ポスター発表, P1-1vn-32)
﨏本侑佳, 北川大地, 小畠誠也

5． ジアリールエテンのフォトクロミック反応における微小副生成物の単離と構造決定 (ポスター発表, P1-1vn-34)
荒木雅史, 北川大地, 小畠誠也

6． 酸存在下におけるジアリールエテンの熱開環反応機構の解明 (ポスター発表, P1-1vn-37)
流谷健太, 北川大地, 小畠誠也

7． ジアリールエテンの光閉環・光開環反応量子収率と分子構造の相関 (ポスター発表, P1-1vn-38)
四方翔一朗, 北川大地, 小畠誠也

8． ジアリールエテン結晶の特異的な光誘起２段階屈曲挙動のメカニズム解明 (ポスター発表, P1-1vn-40)
清水啓太, 北川大地, 小畠誠也

9． 9-アントラアルデヒド結晶における協同的光反応の評価 (口頭発表A講演, K602-2vn-12)
片岡壮吾, 森本晃平, 北川大地, 小畠誠也

10． フォトクロミックジアリールエテンの気相結晶成長における中空結晶の枝分かれ形状に与える基板曲率および相対湿度の影響 (口頭発表B講演(英語), K606-4am-01)
磯辺茉実, 北川大地, 小畠誠也