お知らせ

2025年7月18日

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26th International Conference on the Chemistry of the Organic Solid State (ICCOSS)

第26回有機固体状態化学国際会議がメキシコのプラヤデルカルメンで行われ、Plenary talkを行いました。

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Plenary talk: Photomechanical Reversible Actuation of Photoresponsive Molecular Crystals of Diarylethenes

Seiya Kobatake

【概要】

2025年713日~18日に、メキシコのプラヤ・デル・カルメンのParadisus Playa del Carmen ホテルにて第26回有機固体状態化学国際会議(ICCOSS 2025)が開催された。初日の13日には、夕方からWelcome Cocktailが行われ、各国から集まった参加者たちは再会を記念しながら和やかな談話を交わした。日本からの参加者は少なく、私以外には大阪大学の桶谷龍成先生、北大のMingoo Jin先生および学生2名の5名であった。サイエンスイベントは14日から18日まで行われ、最初に、Panche Naumov先生のPlenary talkから始まり、最後はKenneth Harris先生のPlenary talkで終わった。全体的な発表としては、Crystallization, Polymorphism, Photoreaction in the organic solid state, Electron diffraction, Simulation, Solid state NMR, Optical properties, Mechanical response, Photoresponsive mechanical actuatorなどに関する発表が行われた。16日の午後には、マヤ遺跡の見学があり、遺跡を囲んだ壁と遺跡内に残る城跡などを見学することができた。そこは国立公園になっており、たくさんのイグアナが生息していた。17日の夜にはBanquetが開催され、途中で『テキーラ』などのメキシコ音楽が演奏され、合唱された。さらに、メキシコダンスで盛り上がった。次回の開催は2年後の2027年にインドのKeralaで開催される予定である。

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学会会場の様子

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Welcome Cocktailの会場

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プラヤ・デル・カルメン周辺の地図

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遺跡の全体像(遺跡の外は石垣と海で覆われている)

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木製のお面が販売されている

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遺跡の入口(石垣で覆われている)

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遺跡の入口

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石垣の中に入るための入口

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石垣の入口の説明

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石垣の中に入るための入口

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遺跡の中に生息しているイグアナ

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遺跡の残る構造物

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マヤ遺跡の構造物

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ここで少し休憩

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マヤ遺跡の構造物

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真ん中の方はGarcia-Garibay先生

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原型はわからないが、建物跡

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海岸岸壁沿いの建築物

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イグアナはどこ?

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次回のICCOSSは、2027年にインドのKeralaで

開催予定