本研究室志望者へ

　当研究室では、学生自ら考え、主体的に実験計画を立て、教員と相談しながら研究を進める、という形の指導体制をとっています。これには、ただそのテーマがやりたい、という動機だけでなく、自らの研究テーマについて深く調べ、関連英語論文を探して読み、疑問点を自分の力で解決していこうという姿勢が求められます。不足している学問知識は、黙っていても教員が教えてくれるのではなく、自ら教科書を開いて勉強をし、理解していく必要があります。これらを続けることによって、物事を整理して考え、的確な判断をし、問題を解決していく力が徐々に見に付いていきます。

　また、当研究室の特徴として、学生一人一人にやりがいのあるチャレンジングなテーマが与えられています。一生懸命やっていてもすぐに結果が出るわけではありませんが、修士論文をまとめるまでには各自が自分が研究テーマについて理解し、自信を持って研究発表ができるようになります。

　従って、ただ指示されるのを待つだけ、何も指示されないので何もしない、何となく卒業までの時間を過ごして就活だけすれば良い、という考えの学生や、研究室内のルールが守れない、いい加減に実験する、といった学生には当研究室は不向きです。学部で学んだ知識を元に、卒業研究、修士論文研究を一生懸命に取り組み、卒業したいと考えている学生を、当研究室では歓迎します。