大阪公立大学 大学院生活科学研究科 居住環境学専攻
袁研究室は、都市環境における重要な課題である「都市ヒートアイランド（UHI）現象の軽減」と、「建築物のエネルギー効率および快適性の向上」に焦点を当てた研究を行っています。
持続可能な都市環境の実現とエネルギー効率の向上に貢献することを目指し、熱環境工学、材料科学、気象データ分析など多岐にわたるアプローチで革新的なソリューションを探求しています。
主宰者: 袁 継輝 (Jihui YUAN) 准教授
建物外壁表面への適用を想定した再帰反射材料に関する研究。一般の拡散高反射材料とは異なり、太陽光を入射方向（天空）へ効果的に反射することで、建物表面温度を下げ、都市ヒートアイランド現象を軽減する可能性を探ります。
建築物のエネルギー消費量を削減しつつ、居住者の熱的快適性を高める高性能な建材の開発と、その熱環境性能評価に取り組んでいます。
建物のエネルギー消費シミュレーションの精度に直結する気象データの正確性を追求。より精緻な気象データを作成・開発することで、設計段階からのエネルギー効率向上を図ります。
都市の気候変化や異なる都市ブロックの被覆（地表面の状態）が、建物の室内外熱環境に及ぼす影響に関する予測モデルを開発。将来の都市環境変化に適応するための設計指針を提供します。
異なる都市および建物デザインが人々の熱的快適性に与える影響を研究し、持続可能で健康的な都市・居住環境を実現するための提言を行います。
所属: 大阪公立大学 大学院生活科学研究科 居住環境学専攻
住所: 〒558-0022 大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138 (生活科学部棟 A-215室)
電話: 06-6605-2833
メール: yuan@omu.ac.jp
研究室サイト: https://www.omu.ac.jp/life/yuanlab/ (本ページは作成イメージです)