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2021年10月18日
2021年10月16日(土)に「地理学野外調査実習Ⅰ」の一環として、エクスカーションを実施しました。今回は「都市大阪の系譜を知る」をテーマに、大阪の大動脈である御堂筋を散策しました(案内:菅野准教授、参加者6名)。
梅田駅周辺では、終戦直後の闇市やダイヤモンド地区の区画整理について学習しました。また、1930年代に建築された大阪メトロの曽根崎変電所の前で、大大阪時代の建造物の特徴を学びました。
淀屋橋駅周辺では、淀屋の屋敷跡や大阪市中央公会堂を訪れ、江戸時代以降の中之島の土地利用の変容や、民間による橋の建設などについて議論しました。そのほか、百尺規制や公開空地といった都市計画についても学びました。
本町駅周辺では、御堂筋という名前の由来になった寺院を確認したほか、繊維問屋街の歴史や船場センタービルの建設経緯、都心回帰(タワーマンションの増加など)について学習しました。
心斎橋駅周辺では、まずは「心ブラ」の象徴であった大丸心斎橋店を事例に、戦前の盛り場について学習を深めました。その後、アメリカ村に移動し、ファッション・ストリートの文化を体感しました。
難波駅周辺では、大阪松竹座や水都大阪の代表例である道頓堀を見ながら、江戸期における大坂の賑わいを想像しました。
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