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2018年6月4日
2018年5月12日にミニエクスカーションを実施しました。参加者6名。今回のテーマは「淀川の治水と利水の500年」です。
最初に木津川支流の不動川砂防堰堤を見ました。明治初期にオランダ人が築いた日本最初の近代砂防と言われています。淀川下流の問題を解決するためのものでした。この辺りは真砂土の供給地で、周辺には数多くの天井川があり、道路や鉄道の上を川が通っているところもあります。
次に宇治川に移動しました。淀川本流唯一のダムである天ケ瀬ダムに行くと、ちょうど放流中でした。間近で見るとなかなかの迫力です。年間平均50日しか放流しないのでラッキーでした。その後、宇治橋周辺を散策し、扇状地や段丘上の茶畑を見ながら、地形と生業との関係を学びました。
宇治からは巨椋池干拓地を眺めながら電車で移動し、昼食は京都・伏見の「伏水酒蔵小路」で採りました。この小路の注文システムはなかなか面白いです。
午後は、木津川・宇治川・桂川の三川合流地点に最近できた「さくらであい館」(八幡市)と国交省淀川河川事務所に併設されている「淀川資料館」(枚方市)に行きました。さくらであい館ではタワーに上って3つの川の違いを確認しました。淀川資料館ではボランティアスタッフによる丁寧な説明を受け、この日の見聞をより深めることができました。スタッフの案内で資料館近くのスーパー堤防も見学できました。ありがとうございました。
最後は京橋で懇親会です。懇親会からはOGを含む3名が合流してくれました。
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