2006年度「冥途の飛脚」

講師

文楽技芸員

竹本津駒大夫(太夫)
鶴澤清介(三味線)
桐竹勘十郎(人形遣い)

 

本研究科教員

阪口弘之(日本近世文学・本学名誉教授)
久堀裕朗(日本近世文学)
塚田孝(日本近世史)
松浦恆雄(中国演劇)
小林直樹(日本中世文学)

授業日程

○8月30日(水)

(1)浄瑠璃史の中の近松(久堀裕朗)
(2)『冥途の飛脚』解説(久堀裕朗)
(3)中国演劇における「心中」(松浦恆雄)
(4)「義理」前史(小林直樹)

○8月31日(木)

(1)『冥途の飛脚』中之巻〔封印切の段〕講読 i. (久堀裕朗)
(2)『冥途の飛脚』中之巻〔封印切の段〕講読 ii. (久堀裕朗)
(3)『冥途の飛脚』──語りと人形演出 i. (竹本津駒大夫・鶴澤清介・桐竹勘十郎)
(4)『冥途の飛脚』──語りと人形演出 ii. (聞き手 阪口弘之・久堀裕朗)

○9月1日(金)

(1)『冥途の飛脚』とその改作(久堀裕朗)
(2)近世大坂の町と新町遊廓(塚田孝)
(3)桐竹勘十郎師に聞く──実演をまじえて(聞き手 阪口弘之)
(4)文楽の至芸──太夫・三味線・人形一体の舞台再現(竹本津駒大夫・鶴澤清介・桐竹勘十郎)

2006-1