活動について

2022年2月16日

  • 河内長野地区・富田林地区
  • 全地区共通

卒園児を対象としたホームカミング_聖愛保育園

卒園児を対象としたホームカミングを企画運営しています

聖愛保育園では、2017年から卒園児を対象に、毎年、小学校1年生の夏、‘1年生の会’を開いています。

この会は春に小学校に入学し、今までと違った環境の中で精一杯頑張り、そして緊張の日々を過ごしてきた1年生の子どもたちに、園で過ごした日々と同じように夏休みの一日を保育園で過ごしてもらい、小学校で経験したことやそれぞれが抱いた思いに寄り添い、こどもたちの育ちにずっと繋がっていたい、という園の願いから始めた会です。毎回全員出席で、遠方に転居した方も楽しみにして参加されています。

卒園してからほんの4~5ヶ月のことですが、1年生たちは背丈が伸び、顔つきもしっかりして、「ただいまー!」といって園に戻ってきます。そして自分たちより小さい在園児たちや自分たちを知ってくれている保育者とともに一日を過ごし、また、在園児保護者の送迎の様子などを目にして、自分たちは聖愛保育園でこうして大きくなったんだ、ということを園を離れてみて初めて感じとっている様子です。

聖愛保育園が子どもたちだけでなく、保護者の方たちにとっても、良い時も、困った時も、1年生でなくても2年生でも3年生でも、いつでも安心して戻り、深呼吸できる場となるように、この‘1年生の会’は継続して運営していきたいと思っています。

さらに2021年は、中学1年生を対象にした‘中1の会(ホームカミング)’の準備を進めています。新型コロナ感染症拡大により、子どもたちは中学2年生になってしまいますが、春の開催をめざしています。乳幼児期、1日の大半を一緒にすごした仲間です。別々の小学校・中学校に進学はしましたが、久しぶりの再会にどんな話の花が咲くのか、楽しみです。同時に、母親(保護者)にも集まってもらいます。通園当時は、仕事と育児・家事で、送迎時でさえゆっくり話す時間はなかったと思います。超多忙な毎日を送っていた同志です。子どもへの関わりが保育園の頃と変化したであろう今、園の場を開放して、ゆっくり母親(保護者)同士、語り合っていただこうと思っています。

また開いたあとの子どもたちや保護者の感想をお知らせします。

皆さんの保育園、幼稚園でも企画、いかがでしょうか。

社会福祉法人泉カナン会聖愛保育園 理事長 安達英行
社会福祉法人泉カナン会聖愛保育園 園長  中辻邦子
社会福祉法人泉カナン会聖愛保育園 評議員 古山美穂