思春期の子どもたちへ

 ようこそ、「思春期の子どもを支える会」のホームページをみてくれました。

 この会は、みなさんのおうち、学校、住んでいるところで、子どもたちや家族、地域のために働いている専門家のあつまりです。おうちも学校もそれぞれ、みなさんのなやみや希望もそれぞれ。大人になんでもいえる性格の人もいれば、なんでもいえる大人がまわりにいない人もいるでしょう。

 この会は、みなさんが住んでいるところで、1人でも力になってくれる大人をみつけ、みなさんが「生まれてきてよかった」と思える環境をととのえる作戦を考えます。今は大阪府の一部の地域ですが、みなさんの手やこころにとどく地域で、広がっていくよう努めます。
 自分はどんなことをしているときが楽しいのか、幸せなのか、こんな大人になりたい、こんな社会だったらな...。思春期の今、じっくりゆっくり考える時間をつくってほしいと思います。じっくりゆっくり考えたくても、毎日、いそがしくて疲れている人がいるかもしれません。何が正しいのか、どうすればいいのかわからない人もいるかもしれません。だれかに気もちを聞いてもらっていますか?だれもいないな、ほかの大人はどんな考えなんだろう?相談したいことがあれば連絡してください。

 大人もいそがしく、疲れている人が多いです。みなさんといっしょで、大人もいろいろな考えをもっている人のあつまりです。それでもみなさんの力になりたいと思っている大人はいます。魔法のようにすぐには解決できないこともあるでしょうが、いっしょうけんめいに考えます。

 命があぶない、もう心がこわれてしまいそうなど、急な場合は、このホームページだけでなく、189(無料)に電話をかけてください。児童相談所の専門家が対応してくれます。みなさんからみたら、がっかりする大人も多いかもしれませんが、子どもも大人も「幸せ」と思える社会をいっしょにつくっていきましょう。