ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)

 大阪市淀川区は、区をあげて子どもの睡眠習慣の改善に取り組み、また区内小中学校ではそれぞれに睡眠の指導や啓発を実施中です。
区は、分権型教育行政を活用し、様々な取り組みでその後方支援を行っています。
 その淀川区が進めていた「ヨドネル!-ヨドガワ・ヨクネル・ヨルネル-」プロジェクトと協働し、大阪市立大学(現、大阪公立大学)と淀川区、区内小中学校が連携し、睡眠などの生活習慣から疲労、学習意欲に関する大規模アンケート調査を実施しました。

    • 調査時期 : 平成28年6月~7月(1回目)、平成29年6~7月(2回目)
    • 調査対象 : 淀川区内の市立小中学校(23校)に通う小学校4年生から中学校2年生までの児童生徒(学年は調査時点)
    • 回収調査票数 : 5,285通(1回目)、5,223通(2回目)

 調査の結果から見えてきた区内の子どもたちの睡眠の実態について、脳科学の観点から分析し、その傾向や改善策を広く区民向けに解説。
また調査を行った区内23小中学校ごとの結果分析を行い、各学校へフィードバック。その結果を、各学校の取り組みに活かしています。
 近年では、健康科学イノベーションセンターが主催する「子どもウェルネス創出事業化コンソーシアム」と連携し、睡眠習慣の改善だけでなく、子どもの健康増進に資する取り組みを加速させています。



ヨドネル事業イメージ図_2






子どもの疲労・ウェルネス研究