お知らせ

2025年10月9日

民族学級への保護者のニーズに関するアンケート調査を実施します(10月16日~12月15日)

 日頃の民族学級の取り組みへのご尽力に敬意を表します。

 戦後から在日コリアン社会では次世代のための民族教育が何よりも重要な課題としてとりくまれてきました。現在は大阪市・大阪府あわせて約160校、2500人の子どもたちが大切な学びの場として民族学級に通っていますが、民族学級に通う子どもたちは4世、5世世代となり、日本国籍で朝鮮半島にルーツのあるミックスルーツの子どもたちも増えています。他方、在日コリアンを取り巻く社会状況をみると、いまだ差別、排外的な動きがありつつも、韓流ブームなどの影響があり、子どもたちの民族的なアイデンティティも多様になっています。

 こうした変化をふまえ、子どもたちにとって大切な場所である民族学級のこれまでの取り組みから継承していくべきものは何か、これからの更なる躍進のために取り組むべき課題は何かを把握するために、民族学級にお子様を通わせている保護者の皆さまのご見解を伺うアンケート調査を実施したいと考えております。

 アンケート調査によって収集したデータは、上記の目的以外には使用しません。また調査のデータは調査機関で適切に管理し、その分析結果は、後日民族学級関係者の皆さまにお知らせいたします。

 民族学級に子どもを通わせている保護者の皆さまにおかれましては、上記の趣旨をご理解いただき、ぜひご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

〇調 査 名:民族学級への保護者のニーズに関するアンケート調査

〇調査期間:2025年10月16日(木)~12月15日(月)

〇調査機関:大阪公立大学人権問題研究センター附設大阪コリアン研究プラットフォーム

      特定非営利活動法人コリアNGOセンター

〇調査協力:大阪韓国教育院

〇お問い合わせ:メール osakaplatform@gmail.com

         郵便  〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138

                     大阪公立大学人権問題研究センター内

                     大阪コリアン研究プラットフォーム 

※本アンケート調査の回答用紙の配布及び回収は、各民族学級の先生方のご協力でおこなわれております。

※個人情報は保護されます。アンケート回答の際、お名前などのご記入はお控えください。

※調査結果の概要は、大阪コリアン研究プラットフォームのホームページに掲載します。

 ホームページ https://www.omu.ac.jp/orp/rchr-oksp/