研究テーマ

甲状腺濾胞癌に対するエクソソームを用いた低侵襲な診断法の開発

甲状腺濾胞癌において特異的に高発現する分子の探索

テーマの説明

甲状腺濾胞癌は従来の組織学的病理診断において悪性度の判別が困難であるため, 過剰治療が問題となっている。

当研究室では, 濾胞癌において特異的に高発現する分子を発見し, 診断におけるバイオマーカーとして有用であることを明らかにしている。

そこで、患者血液中に存在する濾胞癌細胞由来エクソソームからバイオマーカーを検出する、低侵襲な診断法の開発を行っている。

研究業績

国内学会

1. ^◯橋詰凌典, 今西優斗, 宫本凌太朗, 軸菌智雄, 杉谷巖, 乾 隆, 石橋 宰
   
   『甲状腺濾胞癌の低侵襲な術前分子診断に向けた細胞外小胞由来バイオマーカーの有用性評価』
   
   第97回 日本生化学会大会, 2P-337, 横浜，2024年11月