研究テーマ

イヌアレルギー治療を目指した, 変異型アレルゲンの低アレルゲン化ワクチンとしての有用性評価

テーマの説明

イヌアレルギーは鼻炎や喘息などの症状を引き起こすI型アレルギーに分類されている。
当研究室ではこれまでに, イヌアレルゲンの中で最も感作率が高いCan f 1に注目しており, 立体構造を決定している。また, アレルゲン性を示さないTear lipocalin (TL) とアライメントを行い予測IgEエピトープ領域をTL配列に置換した変異型アレルゲンが作成されている。すでにin vitro において有用性は評価されているため, 本研究ではin vivoにおいて変異型アレルゲンの低アレルゲン化ワクチンとしての更なる有用性評価を目的としている。

研究業績

国内学会

1. ^◯戸髙 舞, 森山惠水, 福冨友馬, 石橋 宰, 乾 隆
   
   『IgE結合親和性を低下させた変異型イヌアレルゲンCan f 1のアレルゲン活性評価』
   
   第70回 日本生化学会近畿支部例会，P72，大阪，2024年5月
2. ^◯戸髙 舞, 森山惠水, 福冨友馬, 石橋 宰, 乾 隆
   
   『低アレルゲン化ワクチンの開発へ向けた変異型イヌアレルゲンCan f 1の有用性評価』
   
   第97回 日本生化学会大会，2P-375，横浜，2024年11月