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2025年7月4日

  • 学生

開設まであと半年! 謎多き森之宮キャンパス―その秘密に“さらに”迫る!―

移転準備室インタビュー第2弾! 前回の取材記事では収まりきらなかった森之宮キャンパスのさらなる秘密や移転準備室の方々から聞くことができたお話についてお伝えします。
※本取材は2025年3月に行いました

取材風景

Q1 森之宮キャンパスでは様々なイベントが開催されると思いますが、学祭開催の計画はありますか?

志賀 研吾課長代理(以下:志賀さん): 

中庭やその他の施設など、スペースはあるので、実行委員と学生担当が中心となって開催に向けて検討していきます。

信田 裕昭係長(以下、信田さん): 

学生の皆さんの「やりたい」という気持ちが何より重要です。

ただ、森之宮キャンパスは学部が限られているため、1年生だけで学祭を開催するのは難しいと思います。上級生がいる学部が中心となって、皆さんから何かをしたいという声があれば、大学としても協力していきたいです。具体的な要望があれば、学生担当で今後の方針を考えていくことになるでしょう。

MORINOMIYA Jornal 学生編集室(以下、学生編集室):

学生の皆さんの意欲次第ということですね。

志賀さん: 

ぜひ希望があれば、学生担当に直接アプローチしてください。皆さんの「やりたいんだ!」という気持ちを伝えてほしいです。

Q2 移転準備という規模の大きい業務に携わられている中で大変だったことは? 

 志賀さん: 

移転準備室は引越しのお手伝いや連絡調整をするだけでなく、森之宮キャンパスに関わること全体を取りまとめているところです。

初めに大学の仕組みを決めるときに、準備室が主体的に進める必要があり、森之宮キャンパスについての課題出しなどを準備室で行いました。そこから先のサークルや授業のような具体的なことは、教育推進課や学生課など各部署が全学的に連携しながら行っています。多くの部署と連携して課題解決を進めていくのは難しいこともありますが、そこが仕事の醍醐味でもあると思っています。

西 敦子係長(以下、西さん):

まだ建っていない建物を図面から想像して業務に入っていくのは、面白く視野も広がりましたが、やはり難しかったです。キャンパスの建設が進んで建物の中に入れるようになってから、学生や先生がどうやって過ごすのかが見えてきたのですが、事前の調整では想像力で補って検討を進める必要がありました。これから森之宮キャンパスが開設して、数年間は皆さんから思いもよらない要望も出てくると考えています。いよいよ開設が近づいてきたので、楽しみでもあり、大変そうでもあります。

Q3 移転準備室の皆さんが森之宮キャンパス開設において楽しみにしていることは?

志賀さん: 

建物に入れるようになるまでは、私たちもほとんど図面を見ているだけでした。去年の6月ぐらいからやっと工事現場に少しずつ入れるようになりました。壁もない鉄骨だけのところに入った時は、「ここに本当にキャンパスができるんだ」とすごくワクワクしました。その後も現場を訪れるたびに、「前に来たときと全然違う」「こんなにできあがってる」と、毎回感じることができたのは移転準備室職員の醍醐味ですね。

机や椅子などがまだ何も入っていない教室や講堂というような状態は、今だけで、もう見る機会はないですからね。

最近建物も完成に近づいてきて、ほぼ丸一日森之宮キャンパスにいることもあります。何度も訪れているので、恐らく3人とも新鮮さがなくなってきました。ここが完成したら楽しみだという感覚は、ちょっともう通り越しちゃったかなという感じではあります。

西さん:

何もない教室にみんなで地べたに座ったりしてましたね。

今は、建物と内装はほぼ終わって、教室に机が入る直前ぐらいの状態です。私が次に感動するとしたら、やっぱり実際に学生さんたちがキャンパスの施設を使う姿を見たときだと思います。

Q4 森之宮キャンパス移転準備室は今後どうなっていくの?

志賀さん: 

いい質問です! とてもいい質問です!

実は、移転準備室はこの3月31日をもって終了となります。4月1日からは森之宮学務室という新しい部署になります。

そこでは今、教育推進課や学生課で考えてもらっているようなことを、一つの部署として扱います。10月以降には森之宮キャンパスで学生サポートセンターや、各支援室のような役割を担っていきます。

今まで移転準備室が担っていた引っ越しなどの業務はまだ終わらないので、それは次の森之宮学務室が引き継ぐことになります。

西さん:

4月以降は、もっと大きな動きで、学内全体で運営に向かって準備を加速していく期間になるのだろうなと思います。

大教室

大教室

3階講堂

3階講堂

1階 エントランス

1階 エントランス

中庭(夜景)

中庭(夜景)

おわりに

最新鋭の設備が揃った都市型キャンパスである森之宮キャンパスは、建物がほぼ完成に近づいているようです!

移転準備室の方が「次に感動するのは学生のみなさんが実際に施設を使う姿を見てから」とおっしゃっていたように、我々学生や地域の方々の利用が始まって初めてキャンパスとして完成を迎えます。

これから学生一人ひとりが、この森之宮キャンパスでどのように学び、活動し、交流していくかが、新キャンパスがより魅力的なキャンパスになっていく上で大切になると思います。

授業や研究にとどまらず、サークル活動や地域の方々との交流など、様々な方法で新しいキャンパスを活用し、自分たちの手で“森之宮キャンパスらしさ”を形づくっていきましょう!

インタビュアー

〈2025年3月 インタビュアー:確かに不確か、オツキミ〉