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2026年4月1日
- お知らせ
4月1日 創薬科学研究科 開設のお知らせ
2026年4月1日より、創薬科学研究科を新設いたしました。
「学際融合で医療の未来を創造。2026年、創薬科学の新拠点が始動。」
社会環境の変化により創薬の課題が複雑化する中、新たなアプローチが求められ、多様な専門領域との連携・融合が一層重要となっています。大阪公立大学は多様な学術領域を持つ総合大学として、“総合知による創薬”の実現を目指しています。
2020年には、前身である大阪府立大学で創薬科学副専攻を設置し、様々な学部の学生に創薬科学の基礎を教授してきました。「創薬科学研究科」では、異分野融合型の創薬科学教育・研究を推進し、高度な専門知識と能力を持つグローバルな研究者の育成を目指すとともに、将来的にはアカデミアと企業を繋ぐ「創薬ハブ」としての役割を果たすことを目標としています。
研究科長の挨拶
大阪から世界へ―創薬の未来を切り拓く学びの拠点
大阪公立大学に新たに設立される「創薬科学研究科」は、理学、工学、農学、情報学、獣医学、医学といった多様な学問領域を横断的に結集し、革新的な医薬品創出を担う人材の育成を目指しています。
医薬品開発は、病気に苦しむ人々に新たな治療の選択肢と希望をもたらし、社会の持続的発展に貢献する極めて重要な営みです。近年のパンデミック、希少疾患の克服、高齢化に伴う慢性疾患への対応など、世界が直面する課題はますます複雑化しており、創薬科学の果たす役割は一層大きくなっています。
一方で、日本の創薬基盤や技術力の国際競争力は低下が懸念されています。基礎から応用までをシームレスに結び付け、産業界と学術界が一体となって創薬を推進すること、そしてその中核を担う人材の育成が今強く求められています。
本研究科では、博士前期課程において、創薬の全体像を体系的に学び、研究現場で即戦力として活躍できる力を養います。特徴的な科目として、配属先とは異なる分野に挑戦する「異分野創薬ラボ体験プログラム」や、英語での発信力を鍛える「創薬科学グローバルプレゼンテーション」などを用意しました。これにより、異分野の研究背景や世界的な研究動向に触れ、広い視野を持って創薬に取り組む力を培います。修了後は製薬企業や研究機関での即戦力としての活躍が期待されるだけでなく、博士後期課程に進学して、より高度で独創的な研究に挑戦する道も開かれています。
博士後期課程では、製薬企業との連携に基づく「創薬研究インターンシップ(ジョブ型を含む)」を導入し、企業現場で実践的な経験を積んでいただきます。さらに、海外の大学や製薬企業との交流を深める「グローバル合宿・在外研究体験」や、国際的な研究発信能力を強化するプログラムを通じて、国際社会で活躍できる創薬人材を育成します。医薬品開発はもはや一国だけで完結するものではありません。世界とつながり、世界に貢献する人材がこの研究科から羽ばたいていくことを期待しています。
「薬を創り、人を救う」という使命感と探究心を持ち、自ら考え行動できる研究者を私たちは全力で支援します。博士前期課程・博士後期課程の双方で培う専門性と実践力を武器に、創薬科学研究科は皆さんの情熱を未来へとつなぐ舞台です。共に創薬の新しい時代を切り拓き、大阪から世界へ新しい医薬品を届ける挑戦を始めましょう。
創薬科学研究科
研究科長 乾 隆

研究科の概要
| 名称 | 大阪公立大学大学院 創薬科学研究科 創薬科学専攻 |
|---|---|
| 学位 |
【博士前期課程】 修士(創薬科学) 【博士後期課程】 博士(創薬科学) |
| 入学定員 |
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| 修業年限 |
【博士前期課程】 2年 【博士後期課程】 3年 |
| 入試種別 |
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| 学生納付金 |
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| 主な学びのキャンパス |
〒599-8531 ⼤阪府堺市中区学園町1番1号(⼤阪公⽴⼤学 中百⾆⿃キャンパス) ※細菌学研究室の研究指導等は阿倍野キャンパスで実施 |