研究室紹介

教員・学生居室(311号室)

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入り口

エレベーターを降りたら右奥に進んでください。
C10棟3階の一番端に位置します。

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学生・技術補佐員 居室スペース

各メンバーに専用の机が準備されています。
左に見える棚の向こうには牧浦先生の机があり、いつでも気軽に質問等できます。

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ミーティングスペース

大画面モニタも設置されており、打ち合わせや定例の研究相談会はここで行います。

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共用パソコン

研究室メンバー共用のWindowsパソコンです。
分子モデリングや結晶構造の構築等ができる“Materials Studio”というソフトウェアなどがインストールされており、ハイスペックな仕様となっています。

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カラーレーザープリンター

コピー、スキャン、FAX機能のあるネットワークプリンタです。

 

薄膜作製・評価室(313号室)

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全体写真

中央実験台、ドラフト、ガス配管が設置されており、主に溶液調整、薄膜作製、光学評価を行っています。

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ドラフト

有機溶媒を用いた溶液調整、結晶のろ過等を行います。

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ガス配管

圧縮空気、真空、窒素、アルゴン、ヘリウム、酸素、水素、二酸化炭素の配管が整備されています。

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液面分子膜作製装置 2台

KSV minitrough system
Langmuir-Blodgett(LB)膜作製装置とも呼びます。
PTFE製のトラフ(底の浅い容器)を液体で満たし、液面の上に分子を展開して分子膜を作製します。 トラフの左右に設置されているバリアを動かし、表面圧を測定しながら分子膜の形成状態を調べます。作製した分子膜はディッパーを用いて固体基板に転写します。 バリア、ディッパーの動きはコンピューター制御です。同じ仕様の装置が2台あります

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ブリュースター角顕微鏡

KSV NIMA MicroBAM
光の反射現象を利用して液体表面の分子膜の観察を行います。液面分子膜作製装置に設置されており、自動撮影、動画撮影が可能です。
「BAM(Brewster Angle Microscope)とは何か」 

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紫外・可視・近赤外吸収スペクトル測定装置

JASCO V-670 spectrophotometer
紫外・可視・近赤外領域の光を試料に照射し吸収スペクトルを測定します(測定波長範囲:190~2700 nm)。
溶液はもちろんのこと、薄膜測定も可能です。積分球を使用して粉末やコロイド溶液の拡散反射スペクトルを測定することもできます。

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赤外吸収スペクトル測定装置

JASCO FT-IR 6200 spectrometer
赤外領域の光を試料に照射し吸収スペクトルを測定します(測定波数範囲:7800~350cm-1)。
試料室は真空引き及びガス置換することができ、大気中の水や二酸化炭素の影響を取り除くことができます。透過法を用いて、KBrで薄めた粉体(簡単にKBr試料が作製できるKBrプレートキッドも整備)、薄膜の測定が可能です。
ATR(Attenuated Total Reflectance)法を用いて、微量試料や試料表面に特化した測定も可能です。ATR用のプリズムはゲルマニウム及びダイヤモンドを準備しています。
透過法、ATR法は試料部分を密閉状態に保持できるよう改造されており、グローブボックス等で試料をセットすれば活性の高い試料を測定することもできます。 RAS(Reflection-. Absorption Spectroscopy)法を用いて、金などの基板に作製した極薄い薄膜の吸収スペクトルを測定することもできます。

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蛍光スペクトル測定装置

HORIBA SPEC Fluorolog-3
450Wキセノンランプを光源とした励起光を試料に照射し放出された蛍光を分光してスペクトルを測定します。励起光側、蛍光側の両方にダブルグレーティング分光器が設置されているため、迷光を除去し高感度なスペクトル測定を行うことができます。
蛍光側の検出対応波長範囲は240-850nmです。
専用のクライオスタットと温度コントローラーを用いて試料を液体窒素温度まで冷却して測定をすることもできます。

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疑似太陽光照射装置(ソーラシミュレータ)

分光計器 OTENTO-SUN III
キセノンランプと AM1.5G フィルタにより、擬似太陽光にした装置です。
太陽電池などに照射することにより、試料の特性評価に使用できます。JIS C8912、C8933に準拠したクラス AAA タイプのソーラシミュレータで、 高精度のI-V測定装置を用いて世界基準に従った太陽電池の特性評価ができます。

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分光感度測定装置(アクションスペクトル測定装置)

分光計器 SM-250 ハイパーモノライトシステム
各波長における照射光量をもとに試料の電流値を測定し、太陽電池などの光電変換素子の分光感度を調べます(波長範囲:300~1150nm)。

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高精度ガス/蒸気吸着量測定装置

マイクロトラック・ベル BELSORP-max
ガスまたは蒸気を試料に吸着させその吸着量を測定することで、試料の比表面積、細孔分布を調べます。
簡易モードは3検体、高精度モードは2検体同時測定が可能です。
450℃まで加熱可能なヒーターが付属しており、装置本体で前処理を行い試料を取り外すことなく吸着測定をすることができるため、低圧領域における高精度な吸着量の測定が可能です。

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吸着測定用前処理装置

マイクロトラック・ベル BELPREP-vacII
ガス/蒸気吸着量測定を行うための真空加熱前処理装置です。
同時に3検体の前処理を行うことができます。最大加熱温度は430℃です。

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ナノセンシング吸着量測定装置

マイクロトラック・ベル BELQCM
水晶振動子重量法により、水晶振動子基板上に作製した薄膜への蒸気吸着量を調べることができます。
6つの試料の同時測定が可能です。

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ガス循環精製機付パージ式グローブボックス

美和製作所 DBO-1KP-OFUMU
グローブボックス内は乾燥Arで置換されており、水や酸素に弱い試料を取り扱うことができます。
2グローブタイプで有機溶媒トラップやホットプレート機能付きサイドボックスが取り付けられています。
グローブボックスの中には精密天秤や加圧成形機が設置されており、試料の秤量やペレット試料の作製を行うことができます。

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インピーダンス測定装置

solartron 1260
我々の研究室で取り扱う有機-無機複合材料、ナノ材料、多孔性材料のインピーダンス測定を行います。
専用のクライオスタットと温度コントローラー(LakeShore 335) との連動により、自動で温度を変化させながら測定を行うことができます。

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送風定温恒温器(オーブン)

ヤマト科学 強制送風循環型 DKN302
強制送風式でオーブン内の温度を一定に保ちます。
主に結晶の水熱合成に使用します。
(温度範囲:室温~260℃)

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真空乾燥機

AVO-200NS-D
乾燥機内を一定温度に保ちながら真空引きをし、試料の乾燥を行います。
(温度範囲:室温~220℃)

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電気炉

フルテック FT-101FMW
高温処理が必要なセラミックスの合成や酸化チタン膜の焼成に使用します(温度範囲:室温~1200℃)。
1000℃まで約15分で急速加熱することが可能です。
パソコンによる温度プログラム制御やフロー弁を用いて窒素、酸素、アルゴンなどで雰囲気を制御することもできます。

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精密天秤

0.01 mgの計量レンジでは最大101 g、0.1 mgの計量レンジでは最大250 gまで測ることができます。

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超音波洗浄機

温度と時間設定が可能な超音波洗浄機です。

 

クリーンルーム (C10棟2階)

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抵抗加熱式真空蒸着装置

デザインアンドテクノロジー RMDO-01
金属や有機物を真空下で蒸着させて薄膜を作製します。
2つの蒸着ボートが設置でき、2種類の材料を交互に蒸着させることができます。
角型チャンバ―で前面開閉式なので、簡単に基板や蒸着材料の取付けができます。

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プラズマ表面処理装置

FEMTO SCIENCE CUTE-MP
プラズマを発生させ基板表面の改質を行います。

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スピンコーター

ミカサ MS-A100
有機ポリマーなどをスピンコート法により基板表面に製膜します。

 

NanoSquare拠点研究所共用機器

同じ棟内に様々な共通機器が整備されており、自由に使用することができます。
共用の化学実験室が同じ階にあり、合成から評価までスムーズに進めることができます。
http://www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/ttsl/