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2026年7月15日

  • 研究関連

フェロアキシャル型構造を有する酸化物磁性体の単結晶合成および物理特性に関する論文がPRBに掲載されました。昨年度修了の中村君が中心となって進めた研究です。

五元系酸化物磁性体AB2C6Te3O18 (A = Pb, Sr; B = Mn, Cd; C = Ni, Co)は、マクロな回転歪みを有する結晶構造(フェロアキシャル型構造)と磁性を併せ持つユニークな物質群です。本研究では、SrMn2Ni6Te3O18の単結晶合成に成功し、得られた単結晶を用いて詳細な物性測定を行いました。電場変調イメージング法による観察から、単結晶試料では、時計回りと反時計回りの二種類の回転歪みのうち、いずれか一方に揃った単一フェロアキシャルドメインが形成されやすいことを明らかにしました。さらに、フェロアキシャル型構造と反強磁性が共存することにより、非対角電気磁気効果や非相反光学応答といった特異な電磁応答が発現することを明らかにしました。
https://journals.aps.org/prb/abstract/10.1103/d613-r2yj