新着論文
2026年4月27日
【New publication】MOF配向薄膜が形成される初期過程をナノスケールで解明しました!
金属有機構造体(MOF)は、結晶の向きを揃えて薄膜にすることで、センサーや光・電子デバイスへの応用が期待されています。本研究では、MOFが水酸化銅表面で成長する初期過程をナノスケールで観察しました。その結果、MOFの原料となる有機分子が水酸化銅の表面で一定方向に並び、結晶が成長するための足場として働くことで、MOFの向きが決まるという成長モデルを提案しました。この成果は、無機結晶と有機分子が接する表面で結晶が作られる洞察を深め、高品質なMOF薄膜を作るための新たな指針になると期待されます。
博士後期課程1年の齋藤君が中心となって取り組んだ研究です!
Saito O., Kawahara S., Okada K., Fukatsu A., Takahashi M., Molecular-scale insight into the heteroepitaxial growth of oriented Cu-paddlewheel-based metal–organic frameworks on Cu(OH)2 mediated by pre-organized linker domains. Coord. Chem. Res., 2026, 3, 100024.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2950486426000055/span>
