研究室

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研究概要

当研究室では流体力学,気体力学を中心として,超音速混合問題(制御と促進),超音速乱流境界層,境界層と衝撃波の干渉,計測法について研究しており,将来的に宇宙航空機用空気吸込み式エンジンの開発を目指しています.
超音速機や宇宙航空機(スペースプレーン)の開発には,CFDを含む数値シミュレーション技術が必要不可欠です.しかし,数値シミュレーションは多くの仮定を前提としており,数値シミュレーション結果の妥当性は実験結果で評価しなければなりません.したがって,航空宇宙機等の開発には風洞実験とサブスケールモデル等による実験が依然として重要な位置づけを占めています.
当研究室ではシミュレーションと実験の両方を行うことで相互に補完しあい,物理現象の理解や新たな現象の発見へつなげていきます.
 
現在,極超音速飛行時に利用されるスクラムジェットエンジンに対し,エンジン内の混合促進について研究しています.
最終的には超音速,極超音速領域における飛行特性,推進特性等を風洞実験で把握する必要があり,その技術を確立するため日々取り組んでいます.
 
また企業との共同研究も行い社会発展に貢献しています.

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