環境教育研究センター(2022年3月末閉鎖)

環境教育研究センター

設置目的

大阪府立大学では、平成20年4月に開設された「エコ・サイエンス研究所」を中心に、堺エコロジー大学など学外の多様な主体との研究・教育の連携、エネルギー消費の見える化などによるキャンパス内のエネルギー最適化、環境報告書作成学生委員会「E~きゃんぱすの会」設立と毎年の環境報告書の発行、副専攻「環境学」や「国際環境活動プログラム」などの全学向け環境人材育成教育プログラムの開設、府大池や菖蒲池を中心とするキャンパスビオトープ調査・研究などを行ってきました。これらの成果を活かし、今後も大学の本分である「持続可能社会の構築に必要な人材の育成」を行うためには、学生主体による環境報告書の作成、全学向けの環境人材育成教育プログラムの推進、キャンパスをフィールドとした実践教育など、「環境教育」を主体とする活動を展開する必要があります。

 本「環境教育研究センター」では、エコ・サイエンス研究所で確立された「環境教育」関連活動を継承し、発展させることを目的として活動して参ります。

研究内容の概要

1.全学向け環境人材育成教育プログラムの運用と改善

高等教育推進機構が開設している環境人材育成教育プログラムである、全学域生向けの副専攻「環境学」及び全大学院生向けの「国際環境活動プログラム」を対象として、プログラムの運用、教育効果評価ならびに改善提案を行います。

 

2.学生主体による環境報告書の作成

「環境報告書作成学生委員会(E~きゃんぱすの会)」を主体とし、環境部エコロ助、里環境の会OPU等、他の学生環境団体の協力のもと、大阪府立大学環境報告書を作成し、発行、公表します。

 

⒊キャンパスビオトープをフィールドとした実践教育

府大池や菖蒲池などのキャンパスビオトープ・コアを主たるフィールドとして、里環境の会OPU等学生環境団体との連携のもと、水質・底質環境や生物生態系の調査といった実践的環境教育活動を実施します。