分光エリプソメーター

分光エリプソメーター



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メーカー名 型番

日本セミラボ SE-2000PV

管理局

中百舌鳥キャンパス 研究基盤共用センター

設置場所

中百舌鳥キャンパス C10棟219号室

仕様 特徴

分光エリプソメーターは、薄膜の厚さや屈折率を非破壊で高精度に測定する光学機器です。反射光の偏光変化を解析することで、ナノレベルの膜構造評価が可能です。材料開発や半導体製造など、幅広い分野で利用されています。

 

分光エリプソメーターの具体的な測定対象は以下のようなものがあります:

・半導体薄膜(SiO₂、SiN₄、ポリシリコンなど)

・光学コーティング(反射防止膜、ミラーコーティングなど)

・有機・無機材料の多層膜

・フォトレジスト膜(リソグラフィ工程で使用)

・透明導電膜(ITOなど)

・有機薄膜(OLED材料、感光性材料など)

・太陽電池材料(CIGS、ペロブスカイトなど)

・バイオ材料膜(自己組織化単分子膜(SAM)など)

これらの膜の膜厚、屈折率、消衰係数、表面粗さなどを非破壊で精密に評価できます。

測定方式 回転補償子方式
測定波長範囲 250 - 990 nm (1.25 - 4.96 eV)
波長分解能 約0.8 nm
標準測定光形状 365 μm x 470 μm(集光式)
入射角度 60 - 75°,5°ステップ(手動切替)
測定ステージ XY自動マッピングステージ

学内 利用料金設定

    • 本人測定:基本料(30,000円/年・グループ)、使用料(2,000円/時間)
    • 技術指導:10,000円/時間

学外 利用料金設定

    • 共同 受託研究:実施および費用は双方で協議の上、決定