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2025年5月26日
3Dプリンター作製事例 ~ドローン取り付けパーツ~
吉田研究室で新たに購入した3Dプリンター【Raise3D Pro3 HS】を使って、ドローンにGoProやセンサーカメラを取り付け可能な部品を作製しました。
リバースエンジニアリング手法を用いて、既存の製品2つを組み合わせて、1つの部品に一体化させます。
最初に、3Dスキャナーで3次元データとして読み込みます。そして、得られた3次元データがこちらです。
上記で得られたデータは編集できないため、専用ソフトを用いて編集可能なCADデータに変換します。
そして、CADデータ上で2つのパーツを1つに組み合わせます。
組み合わせたCADデータをさらに3Dプリンター用データに変換し、データ準備が完了します。
こちらは3Dプリンター【Raise3DPro3HS】が稼働している様子を撮影したものです。データをスライスした2次元の層を1枚ずつ重ねて立体モデルを作製していきます。
完成品がこちらです。2つのパーツを組み合わせて、1つの部品に加工することができました。
このように3Dプリンターを使うと、アイデアをすぐに形にすることができ、試作品なども容易に製作することが可能になります。