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2025年9月29日

第3回絵札(JQK)研究会を開催しました

2025年9月29日、大阪公立大学中百舌鳥キャンパス・スマートエネルギー棟にて、第3回絵札研究会「都市農業の社会実装構想と実践」を開催しました。

当日は、絵札研究会15名、東海・近畿地域大学附属農場協議会から30名の方々にご参加いただきました。
厳しかった夏の暑さも和らぎ、ようやく涼しく過ごしやすくなったこの時節に、都市農業の未来について活発な議論が繰り広げられました。

大阪公立大学農学部 横井修司フィールド長より、「大阪における都市農業構想」が紹介され、地域に根ざした都市農業の展望が示されました。続いて、プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤孝悦 氏から、渋谷を拠点に展開されているアーバンファーミングの実践事例についてご講演いただきました。

講演はいずれも、都市農業の未来を感じさせる大変興味深い内容であり、新しい取り組みの紹介に対して参加者からは数多くの質問が寄せられました。質疑応答も非常に活発で、関心の高さがうかがえる会となりました。

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会場のスマートエネルギー棟

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講演は、2025年度東海・近畿地域大学附属農場協議会との共同開催。東海・近畿地方の12大学から関係者の方々にご参加いただきました。

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大阪公立大学農学部 横井修司フィールド長の講演

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プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤孝悦 氏の講演

第3回絵札研究会report写真

【grow グローバルで加速するGX/SXする都市の未来】
(アーバンファーミングの実践例)
14:15~  世界のアーバンファーミングの潮流(30分)
 ~14:45 プランティオの取り組み
<休憩5分>
14:50~ 農とは?アーバンファーミングとの違い(30分)
 ~15:20 リジェネラティブシティとは?未来の都市はなにを再生するのか?
15:20~15:30 質疑応答・意見交換・予備時間(10分)

開催概要

【日時】2025年9月29日(月) 14:00~15:30
【場所】大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス スマートエネルギー棟(中百舌鳥キャンパス・白鷺門すぐ)
【タイトル】第3回絵札研究会 都市農業の社会実装構想と実践
【形式】対面
【主催】スマート農業ユニット
【共催】大阪公立大学農学研究科、2025年度東海・近畿地域大学附属農場協議会
【要旨】
第3回となる絵札研究会を開催します。今回は、スマート化やDX化が進む農業の現場をふまえ、本学フィールド長から「大阪における都市農業構想」をご紹介します。さらに、東京・渋谷を拠点に全国でアーバンファーミングを展開するプランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤孝悦 氏 をお迎えし、先進的で実践的な事業の取り組みについてお話しいただきます。農業のこれからを考えるヒントがつまった研究会です。どうぞお気軽にご参加ください。 
【プログラム】
13:30~受付(中百舌鳥キャンパス白鷺門すぐ スマートエネルギー棟)
14:00~15:30 講演
(1)大阪公立大学での都市農業構想(講演時間 15分)
大阪公立大学農学部 横井 修司 フィールド長
(2)アーバンファーミングの実践例(講演時間 1時間)
 プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤 孝悦 氏
(3)質疑応答

~芹澤 孝悦氏~

・すべては1949年の祖父の発明からはじまった。
https://note.com/serizawa_plantio/n/n6d66b45767cc
・Forbes Japan
日本初のプランターを発明した企業の三代目が目指す「食と農の未来」
https://forbesjapan.com/articles/detail/36449
・ほぼ日刊イトイ新聞
はじめに、「おじいちゃんのプランター」があった。
https://www.1101.com/takayoshi_serizawa/index.html