お知らせ

2026年2月20日

特別展「淡路座と大阪」のご案内【教員からのお知らせ】

本研究室の久堀裕朗教授が監修を担当した特別展が南あわじ市淡路人形浄瑠璃資料館で開催されていますのでご案内いたします。

【展示趣旨】

こんにち、「淡路人形浄瑠璃」と「文楽」は、それぞれ淡路・大阪を代表する伝統芸能として位置づけられ、両者を別々のものとして理解する傾向がみられます。しかし、江戸時代から近代に至るまで、淡路の人形座(淡路座)は常に大阪(大坂)の興行界と結びつき、全国各地で広範な巡業活動を展開してきました。両者は「義太夫節による人形浄瑠璃」としては同一の芸能であり、その相互関係に着目することは、人形浄瑠璃史を把握するうえで極めて重要です。本展示では、資料別に四つのカテゴリに分けて、淡路座と大阪の関係を示す諸資料を展示し、両者を一体の芸能として捉え直す視座を提供します。

今回、初代文楽の妻の甥に当たる正井万平家(現・淡路市久留麻)に伝えられた資料を、現所蔵者である谷野茂氏(万平家4代目に当たる故・正井克己氏の甥)のご厚意により展示できることになりました。これを機会に、郷土芸能という枠を越え、日本を代表する伝統芸能「人形浄瑠璃」という視点から、両者の結びつきをあらためて見つめ直していただければ幸いです。

期間・休館日等は以下のチラシをご参照ください。

特別展「淡路座と大阪」