ラボニュース
2025年9月22日
2025年度 人工孵化したライチョウにアイメリア原虫に対する免疫を行い、生息域内に放鳥しました
2025年、那須どうぶつ王国、市立大町山岳博物館、いしかわ動物園で人工繁殖により、
孵化した雛を中央アルプス、生息域内に移送し、放鳥を完了しました。
当ラボは、生息域内で生き抜くための野生型の腸内環境の構築に貢献しました。
放鳥前にアイメリア属原虫のワクチンとなるオーシスト株を調整し、軽度感染による獲得免疫の付与を行い、
感染動態をモニタリングしました。
9月10日、22日に無事に雛の移送に成功しました。