お知らせ

2022年8月22日

  • 報告
  • 博学連携

【開催報告】「全国同時七夕講演会2022」を開催しました。

 2022731日(日)、大阪市博物館機構との包括連携協定に基づく博学連携事業として、大阪市立科学館にて「全国同時七夕講演会2022」を開催しました。3年ぶりの対面開催となる本講演会は、会場の座席数を減らすなど、感染防止対策を徹底して実施しました。

 大学院理学研究科の前澤裕之准教授が講師となり、「暗黒星雲から、生命生存可能な地球型惑星環境圏へ」と題して、惑星科学の視点から地球外生命の可能性に迫りました。講演では、今年生誕200年を迎えるルイ・パスツールの実験や宇宙創成、小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウより持ち帰ったサンプルの意味なども取り上げながら、大阪公立大学におけるご自身の研究についてもご紹介しました。
 また、大阪市立科学館の設営協力のもと、遮光の工夫がされた会場内には、銀河や星雲などさまざまな画像スライドが美しく映し出されました。

  本講演会には定員を超える多数の応募があり、とりわけ十代の中高生からの応募が多数ありました。当選された参加者の方々は、日ごろ目にすることのないさまざまな画像スライドに宇宙と生命への関心を高めながら、熱心に聴講されていました。

開催日時 2022年731日(日) 14001600

会場   大阪市立科学館 多目的室

参加者数 50名(応募者多数のため、抽選により決定)

応募者数 202名

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★★前澤先生

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参加者アンケートより 
      • リュウグウのサンプルを持ち帰ったことがなぜ凄い事なのか、また今、解明すべき課題は何なのかがよく分かって面白かった。(10代・中学生)
      • 具体的に知ることのできなかった宇宙について、専門的な知識なども通して知ることができて良かった。七夕の話から宇宙全体的の話から環境問題や火星についての細かいところまで知れて良かった。(10代・高校生)

      • 宇宙で物質や星、惑星ができるまでをはじめて知れたので良かった。宇宙についてもっとたくさんのことを知りたいと思った。(10代・高校生)

      • きれいな宇宙の画像が見られてよかった。火星探査ローバーの紹介は興味深かった。(50代・公務員)