お知らせ

2025年6月10日

  • 報告
  • 公大授業

【開催報告】「公大授業」を開催しました。

2025年4月29日(火・祝)、杉本キャンパスにて「公大授業」を開催しました。

「公大授業」は、主に高校生の皆さんに、授業やキャンパスの雰囲気を体験してもらい、大学で学ぶことの楽しさを感じていただくことを目的としたイベントです。今年も文学部、理学部、生活科学部の3学部で実施しました。

文学部では教員による4講義に加え、学生自らが事業運営する大阪公立大学文学部・文学研究科教育促進支援機構の協力のもと、文学部学生とのフリートークを実施しました。理学部と生活科学部ではそれぞれ6講義を実施、中学生から60歳代まで幅広い年代の方が”一日公大生”を体験しました。

また、同日開催された杉本図書館の見学会では、国内最大級の大学図書館を公開しました。

今年度の公大授業はのべ参加者数が2,200名を超え、過去最多となり、本学ならびに本事業への関心の高さがうかがえました。

開催日時 2025年4月29日(火・祝) 12:30~17:00

 1時限目  12301340
 2時限目  14101520
 3時限目  15501700
 図書館見学会(杉本図書館) 12301700 

 会  場 大阪公立大学 杉本キャンパス 

 文学部     1号館
 理学部     全学共通教育棟、基礎教育実験棟
 生活科学部   全学共通教育棟
 図書館見学会  杉本図書館(学術情報総合センター内)

参加者数(のべ人数)  

 文学部(4講義)        301名
 理学部(6講義)        816名
 生活科学部(6講義)      635名
 小計              1,752名 

 文学部学生とのフリートーク    54名
 図書館見学会           475名
 小計               529名

 合計            2,281名

プログラム

 文学部を知りたい人のための公大授業 ~学問の地平線 あたらしい時代の構築へ~

 文1A 保健体育じゃなくて、スポーツじゃなくて、カラダと教育のお付き合い       人間行動学科 教授 弘田 陽介
 文1B Does the Nationality of the Chef Change the Taste of Sushi? ※英語による講義です
                                      言語文化学科 准教授 Jean Lin
 文2C イメージから考える—画家カジミール・マレーヴィチによる農民表象について    文化構想学科 准教授 江村 公
 文2D 日仏比較自治体史:政治参加の伝統を長期的に考える           哲学歴史学科 准教授 向井 伸哉

 文学部学生とのフリートーク  (協力)大阪公立大学文学部・文学研究科教育促進支援機構

~参加者アンケートから~

・講義の様子が真剣であると同時に緊張しすぎない空間だったのがすごく心地よく、過ごしやすかったです。
英語のみの講義は、全てを理解することはできなかったけれど、日本と世界の文化の関わりなどを新しい視点から見られて面白かった。
・と
てもわかりやすく、普段あまり触れない分野でしたが興味を持つことができ、ハイレベルな授業に気分が高揚しました。
・実際に授業を受けて大学の雰囲気を感じることができたし、フリートークでは疑問を解消できたから良かった。
在校生の方がとっても面白く公立大がどのようなところなのかを長々とお話してくださって、ネットで調べるよりもより詳しく、日常に関するところを聞けました。

 
 数学や理科の好きな高校生のための公大授業

 理1A 人工知能(AI)と生物化学?                        生物化学科 教授 森次 圭
 理1B 「でたらめ」はでたらめに作れない                   数学科 教授 今野 良彦
 理2C DNAで読み解く植物の進化と生態                   生物学科 教授 伊東 明
 理2D 対数でみる世界                             物理学科 准教授 水口 毅
 理3E 地層中に残された記録から読み解く過去の地表環境と人間活動       地球学科 准教授 伊藤 有加
 理3F おもしろい有機分子をつくる                       化学科 准教授 津留崎 陽大

~参加者アンケートから~

・自分の興味のある分野の授業を受けることができてとても興味深かったです。もっと知りたくなりました。
・大学で授業を受けたのは初めてでしたので、とても良い経験ができました。身近な生物や地形のことが知れて、楽しかったです。
・先生方が質問に丁寧に答えてくださったので、嬉しかった。
・教授のお話がとても聞きやすく、興味が新たにわいてきました。
・大学の雰囲気に触れながら授業を受けられたので自分が大学生になることをイメージしやすくなった。
・実際に大学の中で授業を受けられて楽しかったです。高校よりも専門的な先生方の授業はとても熱があり、あまりわからない部分も理解したいと思えるものでした。


 生活科学部の魅力を知るための公大授業

 生1A 地球環境に配慮した建築の必要性と実践的対策               居住環境学科 准教授 袁 継輝
 生1B 「こどもが育つ」を臨床心理学的に考える                人間福祉学科 准教授 長濵 輝代
 生2C 食べ物が司る身体機能の調節:エネルギー供給から全身の調節まで      食栄養学科 准教授 金 東浩
 生2D ソーシャルワークとは何か-社会を支える力を学ぶ意義と可能性-       人間福祉学科 講師 鵜浦 直子
 生3E 活用できていますか? 栄養成分表示                  食栄養学科 准教授 木下 明美
 生3F 変わる家族とこれからの住まい                     居住環境学科 教授 小伊藤 亜希子

~参加者アンケートから~

・学びたい内容がより鮮明になりました。今後の進路に役立てたいです。
・とても分かりやすく面白い授業で、心理学についてもっと深く学びたいと強く思いました。
・ソーシャルワークについて学び、生活や社会について考えるきっかけになったし、進路を考えるにあたってもともとなかった視点を持つことができました。
・とても興味深い内容で、もっと食栄養について学んでみたいと思いました。
・授業を通してより一層学科に興味を持ちました。
・社会人入試を考えています。学部選定にとても良い機会でした。


 図書館見学会

~参加者アンケートから~

・周り方などがわかりやすく書かれていてとっても楽しめました!
・広々としており、様々な分野の本があったのですごく楽しそうでわくわくしました。
・蔵書の数と勉強できるスペースの多さに驚きました。とても充実した設備で憧れました。
・いつも利用している市立の図書館と違い、専門的な本がたくさんあったので、びっくりしました。
・ラーニングコモンズやサイレントルームなど、様々な空間があって素敵だなと思いました。
・自習室とディスカッションスペースがわけられていて使いやすそうだと思いました。
・興味深い本がたくさんあり、自宅から近ければ一般利用者登録をしたかったです。学生選書コーナーはおもしろいと思いました。
・卒業生の書籍コーナーがあったのも印象的だった。本を読むだけでなく、書く側への意欲につながる気がする。




25公大授業_本館地区正門

本館地区正門

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文学部 講義の様子

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文学部 フリートークの様子

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理学部 講義の様子

24公大授業生科_6881

生活科学部 講義の様子

24公大授業休憩時間_6872

休憩時間

24公大授業図書館_ラーニングコモンズ_6850

図書館見学会①

24公大授業図書館_学生選書_6865

図書館見学会②

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新緑の杉本キャンパス