研究内容
世界最先端の研究を楽しみ、人間力の向上を目指す
当研究グループのモットーは、常に世界最先端の研究に挑み、それを心から楽しむことです。人間は楽しいと感じることにこそ真の能力を発揮するという考えのもとに、研究にも勉強にも研究室生活にも、何事にも楽しむ心を大切にしています。そのように日々精進を重ねることで、人間力の向上を目指します。質問や見学はいつでも大歓迎ですので、興味を持たれた方は是非ご連絡下さい。
当研究グループではプラズモニクス、ナノフォトニクス、レーザー応用、医療工学応用について基礎からデバイス応用まで含めた幅広い研究に日々取り組んでいます。 プラズモニクスを用いた発光デバイス、太陽電池、光センサ等のデバイスの高効率化・実用化を目指しつつ、その物理・原理を詳細に解明して新しい学術分野として確立し、様々な光技術の限界を突破する新たな技術基盤の創成を目指しています。 また、医療診断・治療のための新しい光イメージング法や光計測法を提案し、その開発および開発に必要な光源システムの開発やその評価法の確立も同時に進めています。 |
高真空反応性蒸着装置、高真空RFスパッター装置、原子層堆積装置、電気炉、電子ビーム描画装置、ナノインプリント装置、光リソグラフィ装置などを駆使して様々なナノ構造を作製し、走査型電子顕微鏡、原子間力顕微鏡と近接場光学顕微鏡の融合装置などを用いて構造評価を行うとともに、フェムト秒レーザー、ストリークカメラ、時間相関単光子計測、顕微蛍光スペクトル測定装置、分光光度計等を用いて光学特性評価を行っています。加えて有限差分時間領域(FDTD)法、厳密結合波解析(RCWA)法等の電磁場解析シミュレーションも行い、実験と計算の両面から研究を進めています。 また医療工学応用では超音波診断装置を用いて、生体深部温度の計測や脂肪成分などの性状情報を取得可能な新規の無侵襲診断装置の開発を行うとともに、光ファイバーループをセンサーとして用いることにより、10-4度の分解能を持つ高分解能温度センサーを開発し、振動計測、バイオセンシング応用についても研究しています。 |