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2025年5月29日

都市科学・防災研究センターの中川 眞特任教授と農学部3年の小西 響さんが、EXPOアリーナ「Matsuri」で開催された奈良県催事『ALL NARA FESTIVAL』で「十津川の大踊」を披露

都市科学・防災研究センターの中川 眞特任教授と、地域連携副専攻(CR副専攻)アゴラセミナーⅠaを受講している農学部3年の小西 響さんが、2025528日(水)にEXPOアリーナ「Matsuri」で開催された奈良県催事『ALL NARA FESTIVAL』にて、「十津川の大踊」を披露しました。

300年以上の歴史をもつ「十津川の大踊」は、奈良県吉野郡十津川村に伝承されている民俗芸能の踊りで、国の重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産に指定されています。「武蔵」「小原」「西川」の地区ごとに数多くの曲と踊りが受け継がれていますが、近年は少子高齢化による伝承の憂慮もあり、村外の後継者育成等の取り組みが行われています。

アゴラセミナーⅠaの「地域・文化資源クール」では、文化コミュニティと地域コミュニティの関係性を明らかにし、地域文化資源の潜在的な可能性を探ることを目的に調査やフィールドワークを実施しており、受講生が8月に開催される盆踊りに毎年参加してきました。また、奈良県や東京都で実施された民俗芸能大会にも賛助出演してきた経緯があり、今回の出演に至りました。

イベント当日は、ステージに20人の踊り手が登壇し、カラフルな房をつけたバチや太鼓、扇、切子灯籠を手に大踊を披露。小西さんは「大きな舞台での披露は初めてで緊張したが、地域の皆さんに丁寧に踊りを教えていただき、自然体で楽しむことができた。十津川村の自然の雄大さや文化的な魅力が、来場者に伝わると嬉しい」と話してくれました。

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