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2025年7月25日

情報学研究科の安在 大祐教授らがJST・ムーンショット型研究開発事業の一員としてフューチャーライフエクスペリエンスで展示

情報学研究科の安在 大祐教授、小林 匠特任准教授らは、JST・ムーンショット型研究開発事業に参加し、東京大学の新井 史人教授らと共同研究を進めています。その研究の一部の展示が、2025年7月23日(水)~28日(月)、フューチャーライフエクスペリエンス期間展示会場内、「ムーンショットパーク~見て!触れて!感じる!新・未来~『生体内サイバネティック・アバターと歩む未来の健康社会』」で行われています。

新井プロジェクトを含むムーンショット目標1は、2050年までに人類がからだや空間の制約をテクノロジーの力で乗り越えた未来を目指しています。そのような健康長寿社会の実現のためには、自身の健康状態を把握し、自分の健康を自分で守っていく必要があります。共同で開発した飲み込み型CA(サイバネティック・アバター)の一例(深部体温と位置が計測可能)は、口から体内に取りこむことで臓器のさまざまな情報を収集し、自身の体の状態をモニタリングすることができる技術です。

超高感度・高速な磁界センサ(愛知製鋼株式会社)を活用し安在教授、小林特任准教授らが開発した位置計測技術を応用して、深部体温などの生体情報だけでなくその位置も知ることができるようになります。将来的には臨床試験を計画しており、その後は実用化へと進められる予定です。

★IMG_5546研究内容を説明する安在教授

★IMG_5559深部体温・位置計測モデル

★IMG_5568飲み込み型CA(サイバネティック・アバター)の一例

関連情報

【万博展示】からだの中を探検できたらどんな発見があるだろう?(目標1 新井プロジェクト、7/237/28)生体内サイバネティック・アバターと歩む未来の健康社会 

ムーンショット型研究開発事業

https://note-moonshot.jst.go.jp/n/n706578bf05be

問い合わせ先

広報課

TEL06-6967-1834