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2025年8月12日
都市科学・防災研究センターの橋本 裕之客員研究員が、関西パビリオン多目的エリアで開催された『KANSAI伝統文化EXPO』で、民俗芸能に関するインタビュー映像に出演
2025年8月9日(土)~11日(月・祝)、関西パビリオン多目的エリアで開催された『KANSAI伝統文化EXPO』で、都市科学・防災研究センターの橋本 裕之客員研究員が出演した、民俗芸能に関するインタビュー映像が放映されました。
橋本客員研究員は民俗学・演劇学が専門で、坐摩神社の権禰宜も務めています。今回のインタビューでは、東日本大震災以降の民俗芸能の復興や、地元の人たちが地域社会でもう一度民俗芸能を立て直すことの意義などが語られました。また、岩手県大槌町の「虎舞」にインスパイアされた、橋本客員研究員が世話人として神戸で取り組む「阪神虎舞」にも触れ、今後、人口減少に伴って民俗芸能の担い手が不足する可能性や、別の地域で保存・継承することの重要性についても解説されました。
当日は、関西各地の民俗芸能のステージがあり、和歌山県・藤白の獅子舞保存会などが獅子舞を披露。演舞の後には、満席の会場から大きな拍手が送られました。
橋本客員研究員のコメント
今回のイベントで、関西にもたくさんの民俗芸能があることを知ってもらえたと思います。万博では、世界中の人に見てもらうことができ、演じている方々の励みにもなります。民俗芸能はイベントであると同時に、神事として行われている面もあります。これをきっかけに、参加してみたいと思う人が増えてくれたら嬉しいです。
一般来場者と一緒に映像を鑑賞
会場の様子
藤白の獅子舞保存会による獅子舞
問い合わせ先
広報課
TEL:06-6967-1834