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2025年8月21日
ハンガリー館で開催された『日経未来社会共創ゼミ』に本学留学生が参加
2025年8月19日(火)、ハンガリー館で『日経未来社会共創ゼミ』が開催され、本学で学ぶ留学生の姜 太原(カン・テウォン)さんと、李 柱曄(イ・ジュヨプ)さんが参加しました。
当日はまず、ハンガリーの歴史や日本との関係、ハンガリーに進出している日系企業やハンガリーの食料自給率などの説明があり、その後、パビリオン内で行われている民族舞踊と歌のショーを特別に鑑賞。後半に実施されたワークショップでは、学生が考える日本の社会問題について話し合われ、政治への関心の低さや少子高齢化、自然災害への対策など、さまざまな観点から意見があがりました。また、移民問題や多様な人との共生についてのグループディスカッションも実施。各グループからの発表では、「相互理解が大切」「国際的な知識に加えて、日本の歴史や知識も重要」といった声があがるなど、活発な意見交換となりました。
ディスカッションの後、李さんは「同じ社会問題でも、日本と韓国では観点が違う。例えば、もっと勉強をしたくて大学院に進学する人もいれば、就職できないから大学に残る人もいる。進学一つとっても、それぞれの国で、課題は違うことを実感した」と語ってくれました。姜さんは「ハンガリーのことをあまり知らなかったが、説明を聞いたり公演を見たりして理解できた。温泉文化は日本特有のものだと思っていたが、ハンガリーにも多くの温泉があることを知り、行ってみたいと思った」と話してくれました。
会場には、松井 利之副学長と国際基幹教育研究院 国際教育センターの中井 靖子特任講師も駆けつけ、在大阪ハンガリー領事館や日本経済新聞社の関係者らと交流を深めました。
ディスカッションに参加する李さん
ディスカッションに参加する姜さん
会場の様子
左から李さん、中井特任講師、姜さん、松井副学長
関連情報
NIKKEI未来社会×共創ENGINE~大阪・関西万博アジェンダ2025に向けて~
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