WEB提案箱

2026年9月28日

  • 授業・修学・研究
  • 2026年度

《英語におけるクラス分け制度の改善要望について》

提案内容

提案日 2026/09/09(水)

       

《英語におけるクラス分け制度の改善要望について》

いつも大学の運営および学生支援にご尽力いただき、ありがとうございます。

現在行われている、英語科目のクラス分けおよび担当教員の配置について、制度の改善を要望したくご連絡いたしました。

現在の制度では、学籍番号の「前半・後半」によって担当教員が完全に固定される仕組みになっています。しかし、担当教員によって評価基準や授業の難易度に明らかな差が存在しており、学籍番号という偶然の要素によって、特定の学生グループが長期的に不利益を被り続ける状況が発生しています。大学の成績は、その後の研究室選考、奨学金の受給、就職活動や大学院進学など、学生の将来の進路に直結するきわめて重要な指標です。にもかかわらず、クラス替えが行われない固定制のために、客観的な不公平さが是正されないまま成績格差として定着してしまっている現状には、強い疑問を抱かざるを得ません。

学生間における教育の機会均等と、評価の公平性を担保するためにも、次年度以降は以下のような制度の見直しを強く求めます。

  1. 学期または学年ごとに、クラス(担当教員)をローテーション、あるいはランダムに組み替える仕組みの導入
  2. 担当教員間の評価基準の乖離をなくすための、全学的な成績調整(相対評価や平均点補正など)の実施

事務手続き上の都合もあるかと存じますが、学生が公平な環境で学べるよう、ぜひ前向きなご検討と、本提案に対する大学側のご見解をいただけますようお願い申し上げます。

回答 

学生相談コーディネートセンターWEB提案箱にご提案いただきました、

英語科目に係るクラス分け、教員配置と成績評価に関するご懸念について、科目開設部局である国際基幹教育機構において、英語科目の取りまとめを行う専任教員及び機構執行部の教員に、いただいた内容を検討いただき、

以下のとおり回答を得ましたので、ご返答させていただきます。

▼国際基幹教育機構からの回答 

クラス分け制度および成績評価の公平性について、ご意見をお寄せいただきありがとうございます。ご懸念ならびにご提案について、確かに承りました。

以下、項目別に回答いたします。

【クラス分けの方法について】

現在のクラス分けは、英語力による能力別編成ではないため、各クラスの学生の英語力や学修状況には一定のばらつきが生じ得ます。そのため、同一のカリキュラム・評価基準のもとであっても、各クラスの成績分布や平均値が完全に一致するとは限らないことについては、ご理解いただければと存じます。

【ご提案の「教員ローテーション」について】

1年生B科目について、前期・後期を通して同一クラス・同一教員とする現行の方式には、前期の学修状況や到達状況を踏まえて後期の指導につなげるという教育上の意図があり、少なくとも年度内でのクラス替えや担当教員の変更は予定しておりません。

一方で、クラスと担当教員が固定されることへのご懸念については十分認識しておりますので、次年度以降の担当教員の割り当て方法については、公平性の観点から見直しの余地がないか、今後の科目運営上の検討課題といたします。

【評価基準の統一・相対評価について】

同一科目において、担当教員によって評価基準の解釈や適用に大きな差が生じることは望ましくありません。このため、担当教員には共通の到達目標・評価基準に基づいて成績評価を行うよう求めています。また、成績分布に大きな乖離が見られる場合には、必要に応じて評価基準の運用状況を確認し、適切な対応を行っております。

ご提案の相対評価や平均点補正については、クラス間の平均値を機械的に揃えることは、必ずしも実際の学修到達度に即した公平な評価につながるとは限らないことから、慎重に検討すべき事項と考えています。重要なのは、各クラスの平均値を一致させることではなく、共通の評価基準が適切にかつ一貫して運用されていることだと考えているためです。

今回いただいたご意見は、今後の科目運営、特に評価の公平性をどのように確保していくかを検討するうえで、重要なご意見として受け止め、今後の検討に活かしてまいります。

 国際基幹教育機構