本学では、全国に先駆けて、家庭の経済事情や個別事情で進学を諦めることなくチャレンジできるよう、国による高等教育修学支援制度に大阪府独自の制度を加えて授業料等支援制度を実施しています。2024年度(令和6年度)から従来の所得制限のある制度から、所得制限を撤廃し完全無償化を実現する新制度へ段階的に移行して支援を実施しています。
10の支援
大阪公立大学大学院 情報学研究科
【10の支援】
国及び大阪府による修学支援制度の充実
女性研究者(大学院生)支援の取組
本学は女性研究者支援室を設置し、性別に関わらず研究者が能力と個性を発揮して安心して活躍できる大学を目指し、研究者のワーク・ライフ・バランス支援などの研究環境の整備や、女性研究者の研究力向上のためのスキルアップ支援、女性研究者の積極採用・昇任などの取組を推進しています。ロールモデルセミナーでは、企業などで活躍する子育て中の男女社員を講師として招き、様々な体験談を聞くことで、将来のキャリアデザインを考える機会を提供しています。また、「理系女子大学院生チームIRIS(アイリス)」は、女子大学院生が自らの研究活動と両立しながら、小中高校生向けの実験イベントや進路講演会の企画・運営など多様な活動を通じて、女性研究者・技術者としてのサイエンス・コミュニケーションのスキルを磨いています。IRISの活動では、他の理系の研究科の女子大学院生との交流や情報交換なども行っています。
博士後期課程の学生支援:文部科学省「次世代AI人材育成事業」の採択
本学では、文部科学省及び科学技術振興機構の事業採択を受け、博士後期課程の学生支援が充実しています。「次世代研究者挑戦的研究プログラム」及び「次世代AI人材育成事業」は、全研究科で応募が可能で、選抜された場合は、前者は研究奨励費(生活費相当)年間200万円と研究費、後者では研究奨励費(生活費相当)300万円と研究費90万円の年間390万円の支援を受けて研究に専念できます。「次世代AI人材育成事業」の場合は、特にAI・情報学を活用して自らの専門分野の研究や社会課題を解決することに取り組むことが求められており、情報学研究科で博士後期課程の進学を目指す場合は是非挑戦してください。
学長表彰制度等による意欲ある学生の活動を応援
本学では、国際的又は全国規模の学会発表や学術誌へ論文等が掲載されるなどの優れた功績を表彰する制度があります。本研究科の学生は、国際会議(学会)で研究成果を発表し、多数の賞を獲得しています。また、人工知能や情報学の研究力を活かした世界大会のロボカップでは何度も優勝・入賞するなど強豪校として知られています。他にも学生はアイデアソン・ハッカソン・ビジネスコンテストなどに参加し、優秀な成績を収めています。
学生の国際会議(学会)発表における渡航経費支援
本研究科では、博士前期課程・博士後期課程の国際会議(学会)発表等を奨励するために海外渡航費の経費の一部を支援しています。研究指導教員を通じて申請することができますので、詳しくは毎年度の案内を確認してください。
TOEIC等奨励(高得点の場合の表彰制度)
本研究科では、入学選抜時のTOEIC等のスコアから大学院入学後も継続的に努力し、ハイスコアを獲得した学生に対して、研究科長から表彰及び副賞の授与を行う制度があります。
長期履修制度(柔軟な学修計画を立案し、着実に学位取得を目指す)
本研究科では、職業を有しているなどの事由により標準修業年限(博士前期課程2年・博士後期課程3年)で修了することが困難な学生が、認められた期間に計画的に授業を履修し、学位論文を作成することにより、標準修業年限を超えて課程を修了し、学位を取得することができる長期履修制度を設けています。(写真は研究科修了式の様子)
学部から大学院進学時の飛び級制度、大学院進学後の年限短縮制度
本学では、きわめて優秀な成績の学生が大学3年次の段階で大学院進学を目指そうとした場合、一定の条件を満たした上で飛び級による大学院進学が可能です。また、大学院進学後も極めて優秀な成績で且つ優れた研究業績を上げている場合は、手続承認後、標準修業年限を短縮して課程を修了できる制度があります。詳しくは、研究指導教員又は学務部 教育推進課の教務担当にお問い合わせください。
充実の研究指導体制:教員一人当たりの学生数(ST比:学生数/教員数)=4名
現在、本研究科は、専任教員数55名、博士前期課程の1年次・2年次の学生総数は198名で、教員一人当たりの学生数は4名と、非常にきめ細やかな研究指導が行える教育研究環境を実現しています。また、本研究科は、2025年(令和7年)4月から入学定員を15名の増員し、1学年95名とし、2029年度(令和11年度)にはさらに入学定員を15名増員し、入学定員を計120名にまで拡大します。あわせて、教員の新規採用や教育研究環境の整備も順次行い、我が国に求められているAI・情報分野の高度専門人材をさらに育成・輩出していく計画となっています。
自らの希望進路を実現するための高度且つ充実した学修機会の提供
本学には、博士前期課程・博士後期課程の5年一貫で学ぶ「システム発想型学際科学リーダー養成学位プログラム(SiMS)」という学位プログラムを開設しています。本研究科の学生も自らの情報学分野の研究内容を深めつつ、異分野間の研究室ローテーションや海外研修などに参加しながら、複数の分野を広く俯瞰する学際発想力と、分野内の階層を深く統合する階層融合力などを身に付けて、新しい価値創造に繋がる研究戦略を想起できる「システム発想型学際科学リーダー」となることを目指して学んでいます。
また、本学の学士課程では、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の「リテラシーレベル」と「応用基礎レベル」を開設し、文系・理系を問わず、全ての学部・学域の学生が、数理・データサイエンス・AI分野を体系的に理解し、幅広い知識を身に付け、自らの専門分野に応用して社会で活躍できる人材を養成するプログラムも用意されています。
このプログラムを修了した他学部の学生が情報学研究科を目指すことも可能です。
充実の進路実績:先輩(卒業生・修了生)の活躍と社会からの高い評価
本学の進路指導には、大学のキャリアサポート室の他、各専攻の就職担当の教員及び各研究指導教員が適宜指導・相談に乗ってきめ細やかなサポートを行っています。
進学実績は、これまでの大阪市立大学・大阪府立大学の卒業生・修了生の活躍と多くの企業様からの信頼と実績に基づき、高い就職率を誇っています。特に現在は社会的にAI・情報系人材が不足する中で、新設されたばかりの情報学研究科の修了生(2024年3月に博士前期課程の1期生が修了)は、国内トップレベルの評価を受けて、一人ひとりが希望する進路を実現しています。
【参考】2024年(令和6年)5月時点の求人件数
大手企業・上場企業・優良企業・内定実績のある企業から在籍学生数に対して十分な有効求人が豊富に揃っています。
【有効求人件数14,955社、うち業種別・情報系1,806社、うち職種別・情報系3,667社】