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2025年6月4日

Co-lorfulエプロンプロジェクト

Co-lorfulエプロンプロジェクトとは

2024年夏にスタートした、産業の課題を考えることを通じて地域社会に貢献するプロジェクトです。林業が盛んな阪南市において、植林の過程で廃棄される間伐材を素材にして子ども食堂スタッフにエプロンをプレゼントする計画が進行中です。

 植林では、木を育てる上で健康な木、森に育てるために妨げとなる木を伐採します。伐採されて廃棄されるその木を間伐材と言います。現在日本の林業では間伐材の処分には大きな負担がかかり、それが原因で林業を手放す人もいます。また、間伐材自体は自然の木であるため、全く活用されず廃棄されるのは非常に勿体ないことです。ただ、育ちきった木材と異なり、木材としては価値が低くて手に余ってしまいます。そこで、阪南市にある繊維会社「和紙の布」は、一旦和紙にしてから練り上げて繊維にすることで強度を高めて衣服を作る製法を開発して木糸にし、間伐材の有効な活用方を開きました。

 そして大阪公立大学の学生が阪南市に赴き、その木糸を用いた衣服をいかに社会に活かすかを考え、子ども食堂の状況に焦点を当てました。子ども食堂はボランティアのスタッフにより運営されていますが、業務に使うエプロンは基本的に持参でした。そこで、木糸を使ったエプロンをスタッフにプレゼントする本プロジェクトが学生たちによって立ち上げられました。

 阪南市での調査、自治体との協議や協力体制の構築、SNS運営、クラウドファンディングなど一から準備して展開してきました。そしていよいよ大阪・関西万博で本プロジェクトを軸足に置いてきたSDGsの取り組みが世界に発信された後に、エプロンが子ども食堂のスタッフさんたちに手渡されます。

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和紙の布HP

EXPO 2025 大阪・関西万博HP

クラウドファンディングHP

Co-lorfulエプロンプロジェクト

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