事業概要

事業概要

東北大学、熊本大学、大阪府立大学、立教大学および連携企業・団体による取り組み「創造と変革を先導する産学循環型人材育成システム」が、2019年度文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」に採択されました。国公私立4大学が企業・団体と連携して、産学連携教育イノベーター育成コンソーシアムを設立し、実務家教員を育成する「産学連携教育イノベーター育成プログラム」を履修証明プログラムとして開発・実施しました(補助事業期間:2019年度~2023年度)
本学は2021年度から「アントレプレナーシップ教育力育成コース」を提供し、2023年度まで計65名の修了生を輩出しました。
補助期間終了後、4大学共同で実施した教育コンテンツを引き継ぎ、2024年度から本学単独でEPコースを継続して開講します。

メッセージ

誰ひとり取り残さない社会の実現にむけて、我々に今何ができるか。

高等教育機関としての大学には、真理の探究や専門的学問を教授するという従来からの使命に加え、社会との関わりの中で多様な知を活用し、来るべき未来社会の創造に寄与する人材を育成し輩出することにも、多くの期待が寄せられています。
このような要請に応えるため、大阪公立大学では、産業界や行政機関と連携し、アントレプレナー精神を有し社会を変革に導くことができる高度研究者の育成に取り組んできました。
その経験を活用し、次代のアントレプレナーシップ教育を担う実務家教員の育成を目指し、「産学連携教育イノベーター育成プログラム」を開講します。企業や自治体、NPOなど、社会のあらゆるセクターで実務経験を積んだ方が、自らの経験に基づいた実践的な知に立脚し、大学教員や学生と共に多様な専門知を活用して、新たな価値創造基盤の構築と人材の育成に取り組むための様々な知識、経験、ノウハウを提供します。
どんな環境でもあきらめず学びを継続する。それこそが他者そして自らを成長させる。そんな経験を共にしてみませんか。

大阪公立大学 副学長(高度人材育成担当) 国際基幹教育機構 教授 松井 利之