研究室紹介
東洋史学研究室は、中世から近代までの中国史、近世・近代の中東・西アジア史、中央ユーラシア史を中心に、アジア諸地域の歴史を幅広く研究対象としています。本研究室では、教員や学生個々人がそれぞれの対象地域の研究に、社会や政治、経済や文化など、様々な観点から取り組むとともに、マクロな視点から人類社会の歴史構造に迫ろうとしています。
東洋史学研究室の研究者は、それぞれの関心に応じて、種々多様な形式で、様々な言語で表された原典史料を用い、複眼的に歴史事象にアプローチしています。具体的には、中国の古代出土史 料、正史や実録、文集、族譜、裁判資料、民国期の現地調査資料、王統系譜、政府刊行物、 会計帳簿、科挙の問題と答案、随筆、オスマン・トルコ語やアルメニア語、ロシア語の行政文書や請願書、歴史的刊行物、ヨーロッパ諸国の外交文書といった文字史料、さらには絵画や口述史料、現地調査で得られた情報が挙げられます。そして、こうした諸史料から得られた情報を、政治学や経済学、宗教学、社会学といった隣接諸学問の成果を踏まえて分析することで、アジア諸地域の歴史と、それを取り巻く世界史像を描くことを目指しています。