大阪公立大学大学院医学研究科 視覚病態学
ひかりをまもる -Save your vision-
私達は患者さんの視機能をより良く、より長期にわたって維持するためにあらゆる努力を続けています。
最新の機器と知識にもとづく最先端医療を提供しております。

研究内容について Research Content

研究について

私達は日常臨床において常に最新の知識と手技をもって患者さんの診療に臨んでいます。しかしながらそれでも力が及ばない時の悔しさは臨床医であれば誰しも経験していることでしょう。その悔しさこそが我々臨床医を研究に駆り立てるモチベーションになっています。私達は臨床の場で生じる課題を解決し、患者さんに利益をもたらすために臨床研究や基礎研究を行っています。

 加齢黄斑変性の病態解明と治療法開発に関する研究

概要:加齢黄斑変性は我が国における主要な失明原因の一つですが、複雑な病態を持つため有効な発症予防や根治的治療の方法が見つかっていません。私達は加齢黄斑変性の感受性遺伝子の働きに着目し、同疾患の分子生物学的病態解明を進めています。また、その情報を利用して患者さんごとに治療法を選択する個別化医療の構築に向けた臨床研究を進めています。

主な研究内容

 加齢黄斑変性の病態解明と治療法開発に関する研究

概要:加齢黄斑変性は我が国における主要な失明原因の一つですが、複雑な病態を持つため有効な発症予防や根治的治療の方法が見つかっていません。私達は加齢黄斑変性の感受性遺伝子の働きに着目し、同疾患の分子生物学的病態解明を進めています。また、その情報を利用して患者さんごとに治療法を選択する個別化医療の構築に向けた臨床研究を進めています。

 眼科手術の低侵襲化に関する研究

概要:眼は大変小さい臓器のため、眼科手術には常に侵襲を最小限にする努力が求められます。特に網膜硝子体手術では視力に直結する組織を取り扱うため、術野の視認性向上や手術機器の改良が絶えず行われています。私達は眼科手術の安全性と効果をより高めるために様々なデバイスを開発し、臨床応用に向けた研究を行っています。

これら以外にも若い先生方の発想は大いに歓迎しており、各々の研究テーマを追求するためにあらゆるサポートを行っています。また、ある程度まとまった時間をもって研究に取り組みたい時は大学院への進学を勧めています。大学院では研究の手技だけでなく、研究計画の構築や実施のプロセス、論文の作成や発表までを一連のスキルとして身に付けてもらい、大学院修了後には一人前の研究者として自立できるよう指導します。また海外留学を希望する場合には連携する欧米の大学へ紹介を行います。