WEB提案箱

2020年6月11日

  • 2020年度(WEBSC)
  • 授業・修学
  • コロナ禍の授業・修学

《病院実習》

提案日 2020/05/19 (火)

提案内容

《病院実習》

理学療法学専攻の4回生です。
私達は病院実習がありますが、新型コロナウイルスによって看護、作業療法学専攻の病院実習が中止という措置がとられているなか、理学療法学専攻では中止になっていません。
私は祖父母と一緒に住んでいます。祖父は持病もあり、コロナウイルスに感染すると助かる保証はありません。私が病院実習に行く事で感染のリスクを高めてしまいます。コロナウイルスは一旦落ち着いては来ましたが、第二波、第三波がくると言われています。そのような状態で実習に行く事がとても怖いです。もちろん実習でしか学べない事も多くあり、実習に行けない事での将来の不安もあります。しかし、人の命が関わっています。他の大学や学部では、リモート実習で補うなどして感染リスクを抑えています。理学療法学専攻でも同様の対策をしていただきたく思います。

回答

・本学理学療法学専攻を卒業するために必要なカリキュラムであること
・学内教育だけで卒業し病院等現場に送り出すことはとても不安があり、臨床実習が非常に大切であること
・学生の安全性に配慮し、現在のコロナウイルスの状況が収まり安全を確認してから臨床実習を実施しようとしていること
は、既に臨床経験の豊富な先生から4年次生に個別具体的にお伝えしているとおりです。

 実習は、ディプロマポリシーにも明記している通り、理学療法学専攻を卒業するために必要な知識と技能を習得する上で不可欠な教育内容を含んでいます。
 また,理学療法士として社会に出ていく際に学生が経験しておかないと、たちまち困ることが予想されるので、 実習施設には今までの本学との関係性で無理に延期をお願いし、何とか臨床実習を実施できるように検討を重ねているところです。

実習の実施については、現在のコロナウイルスの状況を踏まえ、『安全に臨床実習を行える状態』と大学が判断してからになります。

【羽曳野キャンパス事務所】