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2025年6月11日

  • 授業・修学
  • 2025年度

《転学部制度の変更について》

提案内容

提案日 2025/05/19 ()

       

転学部制度の変更について

私は大阪公立大学の転学部制度について、以下のことを求めます。

転学部に対して必要条件において、受験資格においてGPAを予め定めることの撤廃

GPAの取得難易度は学部学科でかなり異なります。そして、GPAは授業を行う講師によって基準はバラバラで、AAを出す講師もいれば、どんなに努力してもAAを出さない講師とがあると思います(AAを出すとしても、毎期AAを出す講師の基準とは違う)。よって基準は大阪公立大学から公式に定められているものの、講師によってその基準が守られていないのならば、GPAを転学部の必要要件として追加するのは不公平であり、それぞれ転学部を希望する学生の学修機会の制限になる場合があります。以上のことから私は転学部に対して必要条件において、受験資格においてGPAを予め定めることの撤廃を求めます。

回答 

この度は貴重なご意見をありがとうございます。

本学では、GPAを「学修の成果を客観的に示すための指標」として設けております。ご指摘のとおり、授業の内容や教員の指導方針、到達目標は科目ごとに異なるため、全ての授業において成績のつき方が一律でない場合があることは承知しております。

そうした違いを踏まえた上で、本学では、各学部・学域・研究科において、授業評価に偏りが出ないよう、教員間のガイドラインの整備や成績分布の確認などを通じて、公正な評価が行われるよう努めております。こうした取り組みは今後も継続してまいります。

また、転学部制度におけるGPAの扱いについては、各学部・学域が受入希望者を選考する際に学修状況を総合的に把握するための基準の一つとして活用しており、一定の意義があると考えております。

そのため、現時点ではGPAに関する要件を撤廃することは難しい状況ですが、いただいたご意見は真摯に受け止め、今後の制度のあり方を検討する際の参考とさせていただきます。

教育推進課